戦争についての小説、ということで手にとってみた。
で、感想を述べますと
集中して読んでいないせいかもしれないけど、
言いたいことがはっきりしてないし描写もわかりづらい。
題材としてはなかなかおもしろいところを取り上げている。
題材は、「リアル」かな。
ある日突然自分の住んでいる自治体が、となり町と戦争をすることになるが、主人公はその戦争を実感できないので、偵察員として参加してみることになる。という感じのストーリー。
ある日突然戦争が始まってしまったが、自分の生活とは接点が無いため全く実感が持てない。
そういうところを淡々と書いている。
話の内容や展開はともかく色々と考えさせられた。
今ではテレビで戦争の映像をほぼリアルタイムに見ることができる。
しかし、見ることはできても正直言って実感はあまりない。
戦争だけでなく、事故や災害だってそう。
親戚や親しい人が関わるようになったとしても、所詮は自分ではないからその痛み、つらさ、悲しみは実感できない。
テレビやインターネットでリアルタイムには見られるが、リアルには体験できない。
実際に行ってみるのは現実には無理だが、想像し考えることはできる。
想像する・考えることは人間の特性のひとつ。
重要なのは、それで全てだとは思い上がらないことなのだろうと思う。
- 著者: 三崎 亜記
- タイトル: となり町戦争