今日は午前中にクリスティーナの元先生がいるということで、アイセックのプロジェクトでは行けなかったスクール№38へ行って日本文化を紹介してきました
ここの学校、校舎が去年建ったばかりということでものすごーくきれいで感動しました!会議室なんて東京の大手企業の一室のようで、日本の学校よりはるかに良い設備でした今回案内してくれた先生は日本文学に興味を持っているらしく、村上春樹や松尾芭蕉についていろいろ聞かれたんですが、先生の方が私よりいろいろ知ってた気がします「芭蕉」の直訳ってbanana plantなんですよ。知ってました!?で、最初その先生の授業を少し見させてもらったんですけど、おそらく日本文学の授業だったと思います。だから、たった10歳くらいの子が使ってる教科書にかの有名な俳句「古池や蛙飛び込む水の音」のウクライナ語訳が載ってたりするんですよびっくりですね。
授業が終わった後、食堂に移動している途中で射撃場のようなところを通りました。将来軍人さんになりたい生徒たちのためにあるんだとか!「やってみる?」と言われ、まあせっかくなのでやらせていただくことに。やさしそうなおじいちゃんの先生にやり方を教えていただいたんですが、なんとこの方アフガニスタンで従軍されていたという兵!操作はとても簡単だったんですけど、至近距離だったら十分人を殺せる銃だったのでおっかなびっくり射撃体験をさせていただきました
夜はティナとアルバートのお見送りのため駅に行きました。確かに彼らと過ごした時間はそれほど長いものではなかったわけですが、極寒の国にこんな時期に来て同じプロジェクトに参加して頑張っていたのは確かな事実です。本当にかけがえのない出会いだったなと思います。いまだに雪が舞う中、彼らを乗せた夜行列車はキエフへと向かっていきました。