第11回演奏会入場料の謎解き | 管弦道 〜Orchestradaのblog〜

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2011年、東京に誕生したオーケストラ、「Orchestrada(オーケストラーダ)」公式ブログ

4月23日(土)夜、恐れていた前週のような暴風もなく、雨も降らず
オーケストラーダ第11回演奏会、無事に終了いたしました

ご来場いただきましたお客様をはじめ、演奏会を支えてくれたスタッフの皆様、
そして日頃より当団団員の活動を理解し、支えてくれている団員家族の皆様に心より感謝申し上げます

今回の曲は、とっても美しい曲でしたが、なかなかの難曲でした
それぞれが悩み、忙しい仕事の合間を縫って(あるいはお休みを取って)練習をし、より良い演奏をしようと努力をしていました
その成果を、お客様にはお届けできたと思います。
次回演奏会に向け、また団員一同頑張ります

ところで、恒例の入場料の謎。
今回は828円でしたが、謎が解けた方はいらっしゃったでしょうか?
正解はこちら!!!

チャイコフスキーは1877年12月、イタリア、
ヴェネチアにある「ホテル・ロンドラ・パレス」の106号室に滞在し、交響曲第4番を作曲しました。彼はヴェネチアに敬意を表しこの交響曲に「2匹のライオン」という副題を付けます。このホテルではその名前を冠したレストラン「DoLeoni」が今でも営業しているそうです。

ヴェネチアの守り神はサン・マルコ大聖堂に祀られている聖マルコ、屋根には聖マルコを指す聖書を持った有翼の金のライオンが描かれていますが、これがその一匹。「西暦828年、ヴェネツィア商人がエジプト・アレクサンドリアにあった聖マルコの遺骸を、サン・マルコ大聖堂に運んだ年」これが今回の答えです。

強さと平和の象徴とされている有翼のライオン=チャイコフスキーが交響曲に込めた想い、なのかもしれませんね。

ということでした。
お分かりになった方はいらっしゃいましたか?

さて、次は
2016年11月6日(日)14時開演 大田区民ホール アプリコ大ホール
にて、米チャールストン交響楽団首席トランペット奏者のアントニオ・マルティ氏をお迎えして第12回演奏会を行います。

詳細が決まり次第、ホームページやこちらのブログでご案内いたします。
今後ともオーケストラーダをよろしくお願いいたしますm(__)m