首席奏者の方に聞きました!!#特別編 Vc 印田陽介さん | 管弦道 〜Orchestradaのblog〜

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2011年、東京に誕生したオーケストラ、「Orchestrada(オーケストラーダ)」公式ブログ

桜の開花時期が気になる今日この頃いかがお過ごしですか。

早いもので、オーケストラーダの第9回演奏会まで残すところ10日を切りました
練習も、合奏とGPを残すのみです!!

当ブログにてシリーズでお送りしております首席奏者インタビュー、
本日は特別編として、第9回演奏会でエルガーのチェロ協奏曲の
ソロを演奏して下さる、チェリストの印田陽介さんにお話を伺います!

印田さんにはこれまでにも、チェロセクションのゲスト奏者としてご参加頂いています音譜


ーーチェロは何歳くらいから習い始めたのですか?

3歳です。父がヴァイオリンの先生をしていて、
姉もヴァイオリニストなのですが、その影響で習い始めました。
最初は、知り合いの楽器屋さんに頼んで
ヴィオラにエンドピンを指してもらい、
チェロの代わりにして練習していました。


チェロの底部には床に刺して楽器を支える棒状の部品がありますが、
それをヴィオラにつけてもらっていたそうです。そんなことができるんですね

--普段はどんな活動をされていますか?

ヴァイオリニストの姉とのデュオ活動や、オーケストラのほかに、
クラシック音楽と劇のコラボレーションの公演を行っている団体で
演奏したり、バンドでも演奏しています。


先日お話を伺ったコントラバスの小栗さん同様、
クラシック音楽以外にも多彩な活動をされているんですね


ーーエルガーのチェロ協奏曲を演奏するにあたって心がけていることや大切にされていることはどんなことでしょうか?

エルガーのチェロ協奏曲は、
暗さや悲劇的な面ばかりが強調されがちですが
常にあるイギリスらしい高貴さ、nobilmenteを忘れることなく
演奏したいと思います。


なるほど日本で暮らす私たちがクラシック音楽を演奏するときの難しさの一つに
ヨーロッパの空気感をわざとらしくなく演奏することがあげられると思いますが
私も印田さんのお話を聞くまで、この曲の内向的な部分ばかりを意識していました。
印田さんのソロとともに気品あふれる演奏ができるように頑張りたいですね



ーー最後に、団員、お客様に一言いただけますか。

オーケストラのみなさんには素晴らしいサポートをしていただき、
楽しく弾かせていただいています。
本番もどうぞよろしくお願いいたします!


写真撮影の際には某有名チェリストのものまねも披露してくださり
おちゃめな(?)一面も見せてくださった印田さん。
素晴らしいソロに聞き惚れているとうっかり入り損ねてしまいます

オーケストラーダの第9回演奏会は3/28(土)、杉並公会堂大ホールにて
18:00開場、18:30開演です。ご期待ください!


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さまざまなジャンルでご活躍中の印田陽介さんの公演情報です。
※下記公演についてのお問い合わせは、チラシ、リンク先ホームページ等に記載の窓口までお願いいたします。

★劇団東京イボンヌ
6/3(水)~5(金)
「俺の兄貴はブラームス」
6/3(水)19:00開演
6/4(木)14:00開演
6/4(木)19:00開演
6/5(金)12:00開演
6/5(金)15:30開演

 


★ヨハネス・ブラームス・フィルハーモニカー 第7回演奏会
8/22(土)昼公演(時間未定)
府中の森芸術劇場 ウイーンホール
ブラームス:二重協奏曲
指揮・福田光太郎
ヴァイオリン・印田千裕
チェロ・印田陽介