
その前に…本番譜面を使うことについて久保田音楽監督のお言葉をお伝えします

指揮者はリハーサル中にオーケストラ団員に対して様々な要求をします。
弦楽器の一番前に座っている首席奏者はその要求に基づき、弓の上げ下げなどの変更や、奏法などを決定しセクションに伝え、それが楽譜に記されることとなります。
(当団では弦楽器各セクション、及び一部の管楽器でプロ奏者を招聘し、公演でも彼らと共に演奏をします。)
弦楽器で重要な要素の一つはセクションとしてのまとまりです。
すべての楽譜に同じことが書かれていることによりセクションとして統一した奏法を可能するということが一つ。
また欠席した奏者も、団保有の楽譜を見れば、前回にどのような変更が行われたかが、ひと目でわかるよう、当団では、この方式を取り入れています。
余談ですが楽譜スタンド上のフォルダーは、アメリカ・シカゴ交響楽団から譲り受けたもので、それぞれにシカゴ響奏者の走り書きメモが残っているんですよ。
なるほど。
確かに譜面に書き込みがあるとそのように演奏するよう努力するので(時に目にはいらない時もありますが



さて、第6回演奏会はどこまでその音を奏でることができるようになるのか

乞うご期待です
