【阿寒国際ツルセンター「グルス」】
です。

愛称である『グルス(GRUS)』とは、英語でツルの事

余談ですが、タンチョウの世界共通の呼び名である学名は
『Grus Japonensis』
と言って「日本のツル」という意味があります。
有名な日本航空のマークになっているのが、タンチョウです。
以前に中国の国鳥を選定しようという動きがあった際にこのタンチョウが候補となっていたのですが、「日本」という名が付く鳥が選ばれるのはおかしいのではないかと、揉めた事があります(笑)
話を戻して、阿寒国際ツルセンター。
この地とツルとの深い繋がりは、1935年に
『釧路丹頂鶴繁殖地』
として、阿寒郡鶴居村の一円が天然記念物に指定された事から始まります。
(その後、1952年に
『釧路のタンチョウ及びその繁殖地』
として、釧路村、標茶町、鶴居村、阿寒町の2748.92ヘクタールが特別天然記念物に指定されます)
そして、阿寒町は警戒心の非常に強いとされるタンチョウへの
「人工給餌発祥の地」
とされています


野生のタンチョウへの給餌活動の始まりは、1950年頃。
山崎定次郎氏が自分の畑で絶滅に瀕していたタンチョウを偶然に見つけ、トウモロコシを巻いた事から始まったとされています。
この給餌活動は、北海道から委託をされた息子、そして孫へと代々引き継がれています。

またまた余談。
アイヌの方達は、タンチョウを
神の国の使い『サロルンカムイ(ヨシ原の神)』
として、古くから大切に扱っていたんだとか。
【阿寒国際ツルセンター】はそんな地に1996年に設立された施設で、タンチョウの研究や保護活動を行っている国内唯一のタンチョウの為の施設。
(
正確に言うと、同じ釧路市内に【釧路市丹頂鶴自然公園】というタンチョウの保護・飼育施設があるので国内唯一というのは間違いで、「国内最大」のタンチョウ専門施設というのが正しいはず)
聞いた話では、この施設のデザインは
「うずくまったタンチョウをイメージ」
した物らしいのですが、どこがどのようにタンチョウなのかはよくわからず


もしかしたら、上空から見たらそんな感じになっているのかも

施設内ではタンチョウの生態を知る事が出来る様々な展示物があって、その内容や情報量は間違いなく国内最大

タンチョウが突いた缶。
鳥が食べたゴミの展示は、ありそうでなかなか見かけません。


地面に描かれた足跡も、もちろんタンチョウの物


剥製もたくさん展示されています。




卵に関する展示。

非常に面白かったのがこちら


卵の重さを体感出来る展示物はよく見かけますが、こちらは卵の温かさを体感出来る展示物。
本物の卵と同じ温度を体感出来るようになっています

もう一つ面白かったのが、こちら

薮の中を探すように見ると…子育て中の母親が(模型)。

近づいて行くと…母親が威嚇をして来ます


なかなか見応えのある展示内容です
