
魚が川を上る様子を観察出来る水槽


同じような水槽は、新江ノ島水族館が世界で最初に作っていて、「日本一水槽を長時間見てくれる水槽」なんて言われていますが、姫路市立水族館のこの水槽はそのパワーアップ版

私的には、新江ノ島水族館の水槽よりもこちらの水槽の方が見応えがあって、長時間眺めてしまいました

この水槽の仕組みは江ノ島と同じで、時間事に水位が変わる事で(30分間隔で水が上下する)魚達の動きを導きだしています

ただ江ノ島とここの違いは、水槽内部の作り。
江ノ島の場合は
「自然の川」
を遡る姿を見せているのに対し、
姫路は
「現在の川」
を見せている事

その為、水槽内には人工物であるコンクリートで作られた大きな『せき』が障害物として設置されています


せきは魚にとっては遡上を阻止する最大の敵で、このような人間本意の建築物の影響で本来の自然環境が損なわれてしまっています

大きな岩も設置してあって、それらを乗り越えて頑張って来たのに最後の最後に現れる巨大な敵がせきです


魚からしたらまさしく巨大な壁を、勢いを付けてジャンプして乗り越えて行く姿

非常に見応えがあって、生命力の力強さを実際に見る事が出来るのです

(人工的に作られた水槽内でも、ちゃんと乗り越えて行こうとする姿自体が凄いと思う)
敵が巨大な分、魚の勢いやジャンプする姿も江ノ島の水槽よりも大きくて、写真に収めようとしたけど、いい画が撮れなかったぐらい

頑張ってジャンプするけど、もちろん失敗する場合もあって、
「人間なんかに負けないで頑張れ
」と応援してしまいます

滝のように水が流れているせきの手前側が、水深が少し深くなっているみたい。
おそらく本物の川でも、その部分は水流でえぐられる事で水深が深くなっているはず。

また見ていて面白いのは、せっかく頑張って乗り越えたのに、水流に負けて下流にまた流されてしまう子がいたりなんかもして

この水槽で展示されている魚は、地元の川にも棲息するカワムツ、ヌマムツ、ムギツク、ズナガニゴイ


水槽のバックには市内から撮影された山の写真が張り出されていて、こちらも現在そのままの様子を表すように人工物である建物がちゃんと写真に写っています

