とのリクエストがありましたので、そのお話を

「ホッキョクグマの婚活とは何ぞや
」という方の為に、まずはホッキョクグマの飼育に関する基礎知識を

ホッキョクグマは、1980年の時には世界中の動物園や水族館199園で633頭が飼育されていたのですが、2008年には134園352頭まで激減をしています。
日本では、1902年に上野動物園にドイツのハーゲンベック動物園から贈られて来た個体が最初で、2010年には23施設で44頭が飼育されています。
これは国別にすると、アメリカの34施設66頭に次いで世界で二番目に多い数なのですが、実はあるデータによるとこのままだと2040年には日本ではホッキョクグマが見れなくなると言われているんです

なぜ、飼育数が世界的に激減をしているのか

実はホッキョクグマというのは、世界的には最も飼育、繁殖が難しい動物と言われているから

そして、野生の個体も減って現在では絶滅が心配されている種類でもあるので、野生からの導入も出来ないからなのです。
日本では、1974年に旭山動物園が初めて繁殖に成功していて、それ以来157回の出産例があります

この数だけを見ると全く問題がなさそうなのですが、その内6ヶ月以上生存出来たのは7施設で22頭だけ。
全体のたったの14%にすぎません。
2000年以降は、【円山動物園】の5頭と【アドベンチャーワールド】の1頭だけです

世界に目を向けてみると、ホッキョクグマの生息地であるカナダとロシアが野生個体の保護に力を入れていて、飼育個体の繁殖率もこの2ヶ国が世界を引っ張っています

と言うわけで、日本でもホッキョクグマの繁殖というのは最重要課題なわけです

そんな中で、女の子に夢中になるお年頃の若い♂なのに、繁殖が可能な若い♀がいない

という深刻な問題に直面をしていて、そんな施設間で嫁取り合戦が展開されていたんですね

その代表的なメンバーが
①男鹿水族館GAO『豪太』
②天王寺動物園『ゴーゴ』
③日本平動物園『ロッシー』
の3頭です

この3頭がどんな経緯をたどって日本にやって来たのか

果たして、無事に奥さんを貰えたのか

そんなお話をして行こうと思います
