お金の匂い
こんにちは!代表の小川 です。
数人の経営者の方々とお話していて、
社員が、この社長についていこうと思うときは、
どんな時か?
という話題になりました。
昇給したとき
賞与が支給されたとき
ほめられたとき
仕事がたのしくて仕方がないとき
お客さまのところへいっしょに謝りに行ってくれたとき
自分の成長がうながされたとき
仕事を任されたとき
健康のことを気遣ってくれたとき
社長のことが尊敬できたとき
家族のことまで想いやってくれたとき
ひと通りの意見が出揃ったところで、
「小川さんは?」
尋ねられたので、前々からの持論をお伝えしました。
社長の言動からお金の匂いがするとき
「え?どういう意味ですか?」
と、またしても尋ねられたので、つぎのようにこたえました。
儲け話を運んでくるぞ、こいつなら
そう想わせるようなオーラというか
体臭のようなものを嗅いだとき、
無意識のうちに、ついていこう
そう思うんじゃないでしょうか。
給与や賞与の高低だけじゃないと思いますよ。
とってつけたような福利厚生でもなければ、
ましてや、社長に
聖人君子であることを求めてやしないでしょう。
この人についていけば、食い扶ちには困らない
そんな安心感が人を引き寄せるのだとおもいます。
逆に、
能書きばかりで、いつまで経ってもお金の匂いがしてこないと、
社員も嫌気がさしてくる。
このあたりは敏感ですからね。
会社のビジョンもいいけど、
社長自らドブ板営業でもして仕事とってきてくださいよ
てなもんです。
食い扶ちに困らない
がなによりの基本。
ここをおさえてはじめて、昇給であり、賞与であり、
福利厚生の充実であり、
「思いやり」だと思いますよ。
・・・・と、私の意見に深く頷く人もいれば、
押し黙ってしまう人がいて、
「やっぱりな」
そんな表情を浮かべる人がいました。
で、その後、
「お金の匂いがする」とは
どういう状態なのかという話になって、
つまるところ、それは、
既存顧客、新規顧客を問わず、
どれくらいの商談がもたらされ、
社内を飛び交っているか
そのために社長はじめ、
メンバー全員がどれくらい奔走しているか
その「躍動感」ではないかと。
しいていうなら「バタバタ感」ではないかと。
社長たるもの、お客様の要求を満たすために、
自ら先頭に立って、社内に混乱をまき起こせ。
とは、わが師一倉定さんの言葉ですが、
そう言えば、社内がバタバタしていたときの方が、
儲かっていたかも
この一点だけは、全員の意見が一致しました。
このバタバタ感、躍動感は
どうやらお金の匂いとなって、伝わるものらしい
なぜって、
いそがしいときほど
あらたな商談がもたらされることが多い。
この躍動感あふれる循環をつくっては、
次々とさばいていくのが社長の仕事。
さばいてこそ、お金の匂いがほんとうのお金にかわる。
逆に、さばき切れずに、この循環を不自然に断ち切ったり、
この循環に巻き込まれたりしていては、
お金の匂いは、
そのうち消えていくのかもしれません。
わが社の都合を第一にしてお客様に不便をおかけして
低業績を我慢するか、
お客様の要求を第一に考えて
内部は混乱しても優れた業績をあげるか。
これを決めるのは社長である。
by 一倉定
--(株)ワンReソース・バンク ---------
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