新聞記者がバズらせる?
読書メーターに書き
込みますが
検索してもこの本が
出て来ません
こんなことあるのですね
読んで色々考えて思ったことが
あるので
ブログに書くことにしました
ちょっと長くなりますが
お付き合いください
共同通信社が新聞記事だけでなく
ニュースサイトを作るにあたり
デジタルコンテンツ部を立ち上げて
その初代部員になった斎藤氏が
サイトの記事を読んでもらえる
ために試行錯誤した話です
帯にある
新聞記事って文章が「下手」
ですよね
これは斎藤氏が本を書きたいと
出版社の編集者に会った時に
言われた言葉です
新聞記事という文章を毎日
書いている身として
この言葉は瞬時に理解
できなかったそうです
新聞・評論・小説・論文
同じ文章でも書き方が
違うのですよね
何となくわかっていたけど
特に意識をしたことは
ありませんでした
新聞記事では最も大事な
ニュースの内容をできるだか
最初にもってくる(リード)
段落が後ろに行くほど
重要度が下がると言う
「逆三角形」という形が書き方の
パターンだそうです
そして限られた文字数に
収めるために言葉を省略したり
新聞独特の略語を使う
だから慣れない人は読みづらく
理解しづらい
なるほど新聞記事って
かなり独特の書き方なのだと
知って思い出したのが
私が中学生になって
そろそろ新聞でも読もうかと
読んでみたら
内容が理解できなくて
本を読むのが好きで大人が読む
雑誌も読んでいて読解力が
あると思っていたのに…
ショックで読むのを諦めました
それから数年してまた
新聞を読むと難なく読めて
不思議だと思ったのです
読めなかった理由は
この本で分かりましたが
読めるようになった理由は
分かりませんが
TVのニュースなどにも
興味を持つようになって
新聞で取り上げられる記事と
リンクしたからではと
思います
この本では新聞記事と
ネット記事を取り上げて
その書き方と読まれ方を
実際の記事を元に
丁寧に解説しています
そして共同通信社のニュースサイト
を運営するにあたり
調査したことなども
書かれています
最近はショートストーリーで
2~3分のドラマ仕立ての動画が
流行っているそうですね
短い時間でエモる内容に
なっているとか
ネットの記事も短時間で読めて
分かりやすく感情に訴えるのが
好まれるようです
新聞って見出しだけ見れば
何が起こっているのかが
分かるのがとても便利です
ニュースサイトの記事は
読みたくなるタイトルが
付いていますが
読まないと肝が分からない
だから新聞は取りたいと
思っていますが
諸事象を考えるとメリットが
薄くなっています
そして自分の文章の癖や
書けていない所が
分かりました
これから気を付けて書けば
良い文章になるかもと
期待しています