甘夏をいくつか食べたので皮でオレンジピールを作りました。

ちょっと手間はかかりますが、無農薬の柑橘類で作れば安心で美味しいオレンジピールが作れます。


(材料)


甘夏の皮 3個分(約300g)

甜菜糖   400g

水      大さじ3杯


(作り方)


1.甘夏の皮の一番外側を形を整えながらむきます。

 オレンジピールは外側の硬い皮を使うと思っている人が多いようですが、そこは使わず白い綿の部分を使って作ります。

穀菜食 kokusaishoku-orange1


2.鍋にお湯を沸かし、ボウルに冷水を用意します。

 皮を熱湯3分、冷水3分と交互に3回漬けてアクを抜きます。

 熱湯も冷水もぬるくなったら取り替えて常に熱湯と冷水につけるようにします。

 最後にたっぷりの冷水に漬けて一晩さらしておきます。

穀菜食 kokusaishoku-orange2


3.分量の甜菜糖を3等分し、厚手の鍋に1/3の甜菜糖と水大さじ3杯を加えて弱火で糸を引くくらいに煮詰まったら、水気を切った皮を加えて蓋をしてとろ火で煮ます。

 (甜菜糖は溶けにくいので焦げ付くようでしたら水を加えてください。)

 このときお箸やスプーンで混ぜないでお鍋をこまめにゆすって煮ると美味しく出来ます。


 アク抜きの作業までは大きめのカットですが、お砂糖を入れて煮る時には細めのカットにします。

 この方が時間も短く、使うときも便利です。


穀菜食 kokusaishoku-orange3

4.さらに1/3量の甜菜糖を加えてとろ火で蓋をして皮が柔らかくなるように煮ます。

 鍋の蓋についた水滴を中に落とし込み水分の足しにします。


5.最後に残りの甜菜糖を加えて煮ます。

 乾いたピールを作る場合は蓋をしないで汁気がなくなるまで仕上げ煮をします。

 鍋は常に動かして焦げ付かないようにします。

 

6.お皿にグラニュー糖を入れて煮あがった甘夏の皮をお箸でつまみ、手早く熱いうちに砂糖をまぶしつけてお皿に取って冷まします。


私は最後のお砂糖を加える時にさらに100gの甜菜糖を加え、水を足してシロップ漬けにします。

ビンに詰めて脱気消毒して保存します。

シロップ漬けはピールが硬くなりません。

しろっぷは夫達が食べるヨーグルトに入れたりホットケーキのシロップにします。

穀菜食 kokusaishoku-orange4

甜菜糖で作るとシロップが黒くなります。

きび砂糖の方が色が薄く仕上がります。



最初にむいた皮は干して、ヌカ床やお風呂、廃油のインフューズに使います。


穀菜食 kokusaishoku-sec orenge


甜菜で作ったグラニュー糖もあります。

グラニュー糖なのでミネラル分は入っていませんね。


ビートグラニュー糖 1Kg

ビートグラニュー糖 1kg_



今日はお彼岸でぼたもちを作りました。

ougst moon で見てね。