春は新物と言われる野菜や山菜などがたくさんあってお野菜を
食べるのが一段と楽しくなりますよね。
初物を食べると3日長生きするとも言われますよね。
美味しいし、長生き出来るなら食べなきゃソンですよね。
新じゃがで作ったせいだのたまじ風煮物です。
いわゆる味噌煮です。
風になっているのはじゃがいもを切って短時間で煮込んであるから。
(時間のあるときはじっくり煮込みます)
薄味でも美味しいです。
せいだのたまじは長寿で有名な山梨県、棡原地区の郷土料理です。
洗った皮付きのじゃがいも、水、味噌を入れて煮込むだけです。
お水をじゃがいもがかぶるまで入れても皮付きなので煮えるとお味噌が煮詰まります。
味噌がじゃがいもにからんで美味しいんです。
じゃがいもはカリュウムが多いので、しょっぱい味噌で煮込むことでカリウムが中和され丁度良い塩梅になります。
カリウムとナトリウムのバランスの取り方については
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- 読みしまたが、なかなかムズイです。
ところでこのことろちょっと疑問に思っているのが、新じゃがって子供の頃からあったという記憶が無いんですよね。
いつから新じゃがを食べるようになったのでしょうか。
この疑問が湧いたのは春キャベツが生食用に作られたものと知ったからです。
元々日本のキャベツはヨーロッパのものと比べて柔らかいんですよね。
(ヨーロッパのキャベツはかたくて煮込まないと食べられなのでロールキャベツやポトフなどのお料理が出来ました。)
でも、日本には野菜を生で食べる習慣は無かったんです。
(お漬物はありましたね)
それが、トンカツが開発(?)されてその付け合せに考案されたのがキャベツの千切りです。
これが受けて大ヒット。
冬キャベツでも生で美味しいのですが、さらに柔らかくて甘味のある生食用のキャベツが開発されたんです。
日本人って甘くて柔らかい食べ物が好きですものね。
これも課題ですね。
調べてみます。
それと旬が本来の季節から変わってしまったお野菜や果物もありますね。
代表的なのがイチゴ。
うちのプランターに植わっているイチゴは花が咲いたばかりです。
食べられるようになるのは5月を過ぎてからです。
でも、市販のイチゴは今が旬。
5月には店頭から姿を消します。
これらは全てハウス栽培。
今の時期に食べられることを考えると石油を燃やして作っているんでしょうね。
エコじゃないですよね。
春は新物が出て、野菜の旬を意識しますが、トマトもきゅうりも一年中売られていて旬が感じにくくなっています。
トマトときゅうりは夏ですよね。
茄子も夏、秋茄子もありますよね。
では、ブロッコリーは冬と春。
ほうれん草は冬、高原野菜では初夏です。
旬のお野菜はお手ごろな値段でたくさん出回るのですが、最近ではハウス栽培があるので要注意です。
路地物を食べることってエコにもなるので気をつけて購入したいと思います。
先ほど竹の子のあく抜きをしました。
今夜は竹の子ご飯の予定です。
今夜の食卓も春です。