いや~、久しぶりにこちらへ帰ってきました。
本も何冊も読んでいて、書こう、書こうと思いつつ・・・日の経つのって早いですよね。
本日の本は
です。
ちょっと前に話題に上っていた本なんですけど読みました?
私は
「あ~ら、またアレが危ない、コレは危険って脅かす本でしょ。」
と思っていたんですよね。
だから読むつもりも無かったので放置してあったのですが、夫がこの本が話題になっていると珍しく
言うので買うまでもないだろうなと図書館に予約を入れていたんですよね。
予約は90件くらい入っていて読めるのはかなり先と思っていたら、姉妹ブログ でお友達になった方が
かしてくださったのです。
で、読んでみると今まで出版されたこの手の本とはちょっと違うんです。
○瀬さん(お2人居ますよね)に代表される著者の方々は
「危ないぞ、危険だぞ」
とあおるばかりで、危険を取り除いた生活を実現させるには努力と費用がかかって実用的ではなかった
のです。
しかし、本書の著者の安部さんは企業の盲点をきっちりついて、尚且つ私達の生活の中に添加物がどれ
ほど入り込んでいるか、恩恵を受けているかも述べて、読んだ人が自分の食を考えるきっかけを作ってく
れています。
アプローチの仕方が今までの本と違うんですよね。
だから楽しく読むことができたし、なるほどと思わせてくれるところも多々ありました。
売られているものを美味しいから、便利だから、話題だからだけて食べることは自分の食を他の人に決め
てもらっているようなものですよね。
それに、知らずに食べているのは怖いし、知って
「○○は取らないようにしたいけど、生活に置いて▲ははずせないからよしとしよう。」
と決めて食べることは能動的な食生活になると思います。
多くの人が
「この添加物は取りたくない」
と買わなければ作る企業も使わない方向に向かうかもしれません。
現にカップスープやだしの素などには化学調味料を使っていないものが販売されるようになりました。
食に関する情報は溢れるばかりありますが、ほとんどは料理や美味しいもの、珍しいものについてです。
食育をと学校での取り組みも多くなってきたところで、子どもたちに
「え~、知らないの」
と言われないように大人もちょっとは勉強したいですね。