先日キネシオロジーのセッションに来てくださったからから感想をいただきました。
その方は、辛い出来事を持ち前の力強さやポジティブさで乗り越えてきたのですが、
その一方で悲しみが残っていて、それを涙と共に感じることができました。
すると、後日、この歌を聞くと必ず泣いてしまう
という歌を聞いても平気。
涙が出なかったそうです。
自分から聞くことはないけれど、試しに聞いてみたそうです。
また、
(当時の記憶とリンクする)ある景色を見ても、平気。涙が出なくなっていました。
とおっしゃっていました。
また、ある、小さいお子さんを育てているお母さんがキネシを受けに来られたのですが、
この方も「子どもにイラっとすること」が「わがまま」とリンクしていることがわかり
言いたいことを言うと わがままと言われる。だから言わなかった。迷惑をかけたくなかった。
甘えたかったけれど 甘えられなかった。わがままできなかった。
自分が小さいころの気持ちを思い出しました。
そして
その悲しみを感じることができました。
すると、後日、子どもへの気持ちが変化したとのことでした。
同じような行動でもそんなに気にならなくなったとのことでした。
このように、日の目をみなかった「過去」の感情は、似たような出来事や状況を通じて「今」サインを送っていることが多いです。
もう一度感じてもらって、ちゃんと「感情」のお役目を果たすことができたら、「感情」はそこにいる必要はないのです。
「感情」のお役目とは
「情(動)」を「感」じてもらうことです。
今、「悲しみ」をかんじているのだとしても
「過去」に感じた悲しみ が
浮上していることが多いのです。
だから、
「過去」 「誰に」本当は
なんといってほしかったのか。
何をしてほしかったのか。
何をしないでほしかったのか。
それを表現したり、感じたりすることで、癒しのプロセスが一つ進みます。
なので、この感情を感じることがセラピーではとっても大事です。
が!
それがとてもしんどいことがあります。
あまりに傷ついた出来事だったら、その傷の痛みをもう一度感じるわけですから、
痛くて痛くてしょうがないわけです。
物理的に心臓が痛くなるのです。
できるだけ、そういった痛みがでないように、やわらかにプロセスが進むようにキネシオロジーで調整するのです。
が、それでも痛いときってありますよね。
そういう時は、プロセスをいったん中止してもいいと思うのです。
ほんとうは、感情を感じきった方がいい これが理想。
時々、そんな自分を観察するのもおすすめ これが理想。
でも
やっぱりできるときと できない時があります。
あまりに辛すぎるときは、少し休んでくださいね。
気を紛らわせていいんです。
逃げたっていいんです。
少しずつ、自分への向き合い方や感情の感じ方がわかってくるとやわらかなものになってくるから。
感情を感じることをやめないで。
時々でいいからトライして。
でも逃げていいんです。
優しくしていいんです。
少しずつです。
心理カウンセラー 利佳
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