今日こそは本題です。

「しくじり先生」で
小林麻耶アナウンサーが
壇上で授業していたお話です。
前置き
「しくじり先生はセラピーだ」はこちら
小林麻耶アナウンサーは
嫌いなアナウンサーランキング
ナンバーワン!!
だったそうです。
でも実力さえ付ければ
だれにも文句は言われない!
とおもって仕事を頑張りました。
で、
どうなったかというと
八方美人・・・・
番組に求められる自分を
番組ごとに演じていたそうです。
キャラを作り上げたそうです。
あるいみすごいですよね。
仕事は順調に増えていきました。
しかし
そんなことをしていたら
次第にどれが本当の自分か
わからなくなりました。
何を食べたいのか
どこに行きたいのか
生理的な欲求まで
わからなくなるレベルだったそうです。
そして
嫌いなアナウンサーランキング
はどうなったかというと?
ナンバーワン!!
爆
なにやっても嫌われちゃうようです。
あの可愛らしい声が
いらっとさせるのでしょうね(^_^;)
そこで
小林アナウンサーは悟ります。
どうせ嫌われるなら
自分らしくして
嫌われたほうがいい!
って(*^_^*)
だって
なにやったって
嫌いだーっていう人っていますものね。
そして
自分を出すようにしていったようです。
そんな中
あるイベントで
ライブ(?)的なステージに上がった時
そこにいたのは
たくさんのファンでした。
「私みたいな嫌われているものの
ファンだなんていったら
それこそ変な目で見られるかもしれないのに
でも
みなさん勇気をだして
来てくださって
私のことを好きっていってくださるんです。
私のことを応援してる
って言ってくださるんです。
それがもう嬉しくって(T_T)」
と言っていました。
と同時に気づいたそうです。
自分は
自分のことを嫌いな人たちばかりをみていて
自分を応援してくれる人たちを見ていなかった。
と。
自分を見ていてくれる人たちを見ないで
自分を傷つける人たちを見ていた。
なんて、
なんてバカだったんだ!
自分は
これからも自分らしくいて
そして
それでも
自分のことを応援してくださる人たちのほうを
向いていきたい。
と(いうようなことを)言っていました。
はぁ・・・・
胸がずきゅん
ときました。
私もそうでした。
教員時代。
私も
批判的にみる
声の大きい保護者のほうばかり見ていました。
もう
心身疲れ果てて
なんとか
首の皮一枚で頑張っていたとき
前年度担任だったある児童のお母さんから
一冊の本をいただきました。
「自分の弱さを愛おしむ」
という本でした。
しかし
その時の私は
「自分の弱さ」をできるだけ排除している人だったので
その本を読もうとしても
なかなか読み進められるものではありませんでした。
今のお仕事になって
しばらくして
教員時代のことを思い出した時
私のこと
応援してくださった
保護者の方たくさんいたなぁ
○○さん
△△さん
◆◆さん
名前もすぐにでてきます。
でも
私は
私に批判的な意見がなくなるよう
批判的な意見に耳を傾け
自分を責め
そして
自爆していったのでした。
まったく
小林アナウンサーと同じだわ。
そして
そんな風に
反省したのにもかかわらず
実は
それを今も続けていたようです。
それは
教員時代のことを書けない理由にありました。
私が当時思っていたこと
苦しかったこと
乗り越えたこと
乗り越えられなかったこと
もろもろを書くことは
今
かつての私のように
苦しんでいる方々にとって
すごく励ましになりますし
すくなくとも
自分だけじゃない
と心強く思っていただけるものだと
信じているのです。
でも書けない。
なぜか?
当時
批判的だった保護者の顔が
ちらつくからです。
私の記事をみつけて
金城先生
何を言っちゃっているのかしら
なんて思われたら
嫌だなぁ なんて
「自動思考」が働いてしまっていました。
「自動思考」は
「自動」なので
自分がそう考えていると意識できないうちに
考えてしまっています。
あまりにも
あたりまえすぎて
気づけない「思考」です。
もうあれから
九年たったのに
まだ
わたしのことを責めていた保護者の顔色をうかがって
記事をかけていなかったようです。
また
子育てママも
わたしのクライアントには多いです。
その立場からしたら
先生が保護者の文句いったら
先生がそんなこといって
ってたたかれるんじやないか
って怖さもありました。
でもね
私も人間なのよ。
博愛主義者のできた聖人でもないし
天使なんかじゃない!!
のよ。
また私は
わたしのことを応援してくださるかたの手をふりほどいて
批判的な人たちの顔色ばかりうかがっていたんですね。
しかも
まだあったこともない
その顔も知らない
批判的な人たちの顔いろばかりを。
心理学的に言うと
その批判的な人たちの代表が
何を隠そう
この「私」なわけです。
一番近いところで
一番影響力のある
私の声で
ささやくから
全世界が私にささやいているように
感じてしまっているのですけどね(>_<)
さて、
いろいろと語ってしまいました。
私も
そろそろ
卒業しないと。
卒業したいな。
恐れずに
あの頃の自分の弱さを受け入れ
許し
そして
開示していきたいなって
いよいよ思い始めています。
ご一緒にいかがですか?
少しずつね。
少しずつよ。
何が言いたかったかっていうと
☆あなたはあなたの味方の声に耳を傾けていいのですよ。
☆一番批判的な声の持ち主は自分です。
それは世間の声ではなく「自分」の声ではないですか?
ということです。
明日からウィークエンド!
よい週末を♪
心理カウンセラー 利佳