福山二日目。

 

 

福山城の北面から少し歩いたところにある福寿会館。海産物商で財をなした人物が昭和初期に建築した和洋折衷の邸宅です。本館、茶室、蔵、洋館からなり、全て国の有形登録文化財。入館無料でした。

 

立派なお庭がお出迎え。

 

10年の歳月をかけて造ったという回遊林池式庭園の向こうには福山城が。お城が借景なんて。

 

和風建築に洋風建築がつながっています。この時代の建築にはこういうタイプが結構ありそうです。

 

 

縁側のところにある石だけみてもとても大きくて、立派なものですね。

 

 

 

 

あとで入ったカフェには先客が二名みえましたが、それ以外は誰とも会わず、ほぼ貸し切りで見学できました。

 

 

磨きこまれたこの廊下、すてき。

 

 

いただいた資料によると大広間は21畳。正面中央に9尺の床、右側には違い棚。左の棚には天袋、地袋。

 

客間は全部で5室。

 

洋館のほうへ行ってみます。ここは応接間だったのかな。

 

 

二階の洋室から福山城ビュー。

 

一階部分はカフェになっています。私はこういうレトロな建物にあるカフェの雰囲気が大好きです。

 

 

ホテルで朝食を食べてまもなく、それほどお腹は空いていなかったけれど、せっかくなので午前からティータイムです。紅茶のカップとソーサーは福山らしくバラ模様でした。

 

 

 

外で撮った写真を見ていただいたらわかると思うのですが、ここへ来る5分前は福山城にいました。真っ青な空が広がっていましたが、福寿会館まで歩いてきたところで急に空が曇りはじめ、大雨に!


雨が降っている間はずっと建物の中で見学とカフェで過ごし、雨をやり過ごしました。雨があがったところで、カフェを出て、次は市内巡回バスに乗ってバラ公園へ。二日目はまだまだ続きます。おねがい