琵琶湖南端の東側に烏丸半島というちょっと突き出たところがあって、そこに博物館とか植物園があります。ようやく外出も苦でなくなってきたこの頃、琵琶湖沿いをドライブがてら行ってきました。
初めて訪れる「みずの森」。秋の花を見つけました。
静かで素敵な公園です。
池のところにたくさんのオオオニバスが。こんなにたくさん浮いているの、初めて見たかも。直径は見たところ60cm~1mくらい?縁が立ってお皿みたいです。子供が乗っている写真を見たことがありますが私が乗ったら確実に沈みそう。
作業している人が近くに見えました。人間との対比で大きさがだいたいわかるでしょうか。
オオオニバスは世界最大のスイレン。モネのスイレンとは全然違うこの葉っぱの大きさ!なんでこんなに大きいのか?AIに訊いてみました。
熱帯の強い日差しの中で生きるには「どれだけ多くの光を受け取れるか」が勝負であり、また自分が大きくなることで他の植物が日光を受けられず、結果的に「ライバルを排除できる」、そういう植物同士の生き残り競争の結果、このような大きな葉が進化したとのこと。その一方でオオオニバスの大きな葉っぱが陰を作ることで水温が一定に保たれてそれの恩恵を受ける植物もまたいるそうです。
人間の世界もアナグラム的に見ると同じですよね。自然界の姿は人間社会の縮図を見ているようです。
オオオニバスだけでなくパラグアイオオオニバスという種類もここにあるらしく、パラグアイオオオニバスはさらに直径があるようです。
縁の横部分に棘が~。
これは説明によると「オニバス」。縁の立ち上がりがありません。葉っぱの表面に小さい棘があります。
これもスイレンの一種。巨大な葉で場所を陣取るオオオニバスを目にし、激しい生存競争を想像したあとでこの可憐な葉っぱと花を見るとホッとした気持ちに。笑
園内の他の秋の草花もいくつか写真を撮りました。私は花の名前に疎いのでどうか尋ねないでください。💦