インターコンチ20FにあるPierreに行ってきました。ミシュランで9年連続1つ星を獲得している素敵なレストランです。去年のクリスマスに伺い、とても印象が良かったので再度。今回は窓側の席でした。アルコールが苦手で普段はあまり飲みませんが、やはりワインがあるほうが料理の味が引き立つのでグラスワインでキリっと冷えた白をお願いしました。

 

 

出てくるお料理はどれもが抽象アートのような目にも麗しいものばかり。これは25日までの夏メニュー。イワシの上にカラフルな野菜が乗ったアミューズ。

 

二皿め。メニューには「シマアジ、グレープフルーツ」とだけ書いてあったのでそういうものかと思ったら意表を突くめっちゃかわいい盛り付けで。グレープフルーツはこの「泡」部分。その下にシマアジや野菜などがサラダ仕立てで敷いてありました。あっさりとして美味しい。

 

 

この次もメニューには「蛸、トマト、アーモンド」と記載のみ。出てきたのはこんなテリーヌ。どこにタコ?なんですがそれは内側。表面の赤色がトマトの色なんだそう。夏らしいさっぱりした料理に続きほどよく濃厚。

 

 

次が「太刀魚、水茄子、香酢」

 

これも食べてしまうのが惜しいような素敵なアート的配置のお料理。香酢を使ったソースをまとった太刀魚の身と黒ゴマの粒粒感が良い。あっさりした水茄子のサラダはそれを邪魔しないさっぱりとした食感。

 

 

霧島黒豚とザワークラフト。小さく見えるけれどとても食べ応えありでした。鹿児島の黒豚をいただくのは久しぶりです。もちもちとした弾力あってとても美味しかったです。

 

 

お口直しのソルベ。

 

瀬戸内レモンとヨーグルトのデザート。これも程よく濃く、さっぱり感もありました。私の誕生日は6月なのですけれど、2か月遅れでお祝いしてもらいました。

 

 

最後はエスプレッソと焼き菓子。小さなクッキーには爽やかな後味が残るハーブが練りこまれていました。コースはこんな暑い日でも食欲をしっかり刺激してくれる内容で、よく考えられたメニュー構成だと思いました。サービスの方も話しやすい雰囲気の方でした。店内は天井が高く、広くとった窓から明るい陽光が差しこみ、いい雰囲気でした。