昨夜は琵琶湖畔で花火大会がありました。大津二年目なので今回は事情がわかっていましたが、この日は大津市が一年の中で一番混雑する日です。30万人も見に来るというのも本当なのかも。花火会場に近いスーパーの駐車場はこの日だけは駐車料金が4千円。もう一軒のスーパーは1万円買い物したら無料駐車というふうになっていました。道路も閉鎖されてしまいます。夕方に買い物にいったらスーパー内はものすごい混雑でした。駐車場に停まっている車のナンバープレートは「滋賀」ナンバーは全体の1~2割くらいで残りはほぼ県外ナンバーばかりでした。
開始は7時半でしたが直前に雨が降り出しました。雨雲の動きをネットでみると、なんと皮肉なことに大津市の上空にだけヘビーな雨雲が。 雨の勢いで、開始前ながら結構な数の人が傘を差しながら会場から戻ってくるのが見えました。もしかしたら中止になるかも・・?、って思いがよぎりました。
昨夜だけは近隣ホテルの宿泊費は普段の何倍(~100万円)にも上がっていたし、周囲の飲食店、商業施設も花火大会の日はプレミアムがついて高額になっていました。中止になった時の損失を考えると主催者側へのプレッシャーは相当なものだろうなあと話しながら雨空を見上げていたんです。
雨の中ながら時刻になったら花火の打ちあがる音が聞こえてきました。琵琶湖ホテル側からとプリンスホテル側からと、離れた二か所から花火が交互に打ち上がり、進行と共にどんどんスケールが大きくなってきます。住んでいるマンションは会場に至近ではないのですが、若干距離があるだけに二か所からあがる花火の全体がパノラマ的に見えてなかなか壮観です。大きな花火がうちあがった時、観客の「うわー!」という歓声がここまで聞こえてきました。フィナーレの花火は琵琶湖の空の全空間を埋め尽くすようなスケールでした。花火の凄さで途中から雨が降っていることから意識が逸れてしまっていましたが、実際、雨雲もこの迫力に押されたのか雨自体、いつの間にか止んでいました。笑 ただ今年は煙が空に滞留していてそのせいであまりきれいな絵にならなかったかな。この夏一番のイベントが無事に終わってよかったです。