7月末から8月にかけて見頃となる北山友禅菊を観に行ってきました。場所は鯖街道から西に入った山間の集落です。昨年、京都のブロ友さんが紹介しておられて初めて知りました。若狭在住時にはこの近くのルートを毎月のように行き来していたのにすぐ近くにこんな場所があったなんて。

 

 

地図を見ると小浜と大津の中間あたりです。こんな山奥でもまだ「京都市」であることに少し意外な思いでした。駐車場は6~7台分くらい。駐車場代、敷地への立ち入りが有料です。QRコードでも支払いできるようになってました。

 

 

 

 

もともと自生していた花であったのを25年ほど前に京都大学や京都市が協力して品種改良を行ったものとのこと。紫色がとても上品な印象です。「北山友禅菊」というみやびさを感じさせる名も京都らしいなと思いました。今回はちょうど一番良い時期に来れたのではないかしら。花が一面に咲く様子はこの里山の一角に紫のカーペットをぱっと広げたかのようでした。栽培してどこかに出荷しているのかと思ったのですが景観用とのことです。

 

 

 

この奥の茅葺の民家は「農家民宿」と看板がかけてありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

摘み取り区画の花は摘んでいっても良いようですが、もうほとんど残っていません。💦 3輪ほど摘んできましたが、この酷暑のためか、自宅にもって帰った頃にはかなり萎れていました。

 

 

 

横を清流が流れ、とても癒される風景です。もしかしたら山の中は涼しいのではないかしらと期待して出かけましたが、ここまで来ても汗が身体から噴き出るようで暑さは変わりませんでした。アスファルト上の足元からむぅっ・・と立ち上る熱がないだけだいぶマシに感じましたが。💦 自宅から1時間程度のドライブは良い気分転換になりました。酷暑の日々ではあるけれどたまには外に出て普段と違うものを目にしたいな!