植物が一番育つはずの7月に入って一部のハーブ、野菜の葉が萎れ始めました。
見るも無残な三つ葉。↓
色褪せるスープセロリ。
めっちゃ繁殖力が強いといわれているミントまで元気がない。最初は日当たりが良すぎるからなのかと日中の半分は日陰になる場所に移したものの弱体化が進む一方です。なんでかなあと考えていた時にこれが原因だ!と気づきました。
エアコンの室外機です。梅雨明けと共に始まった猛暑で在宅時はエアコンをフル稼働させています。この室外機はリビング用エアコンのものなので他のよりパワフルです。ここから送り出される温風に晒されていたのが原因だったことに気づきました。
それで風の当たらなさそうなところにプランターを移動させましたが、室外機の横部分からも緩いけれど風が出ています。どの程度の距離を取れば風が当たらないといえるのか・・。
ピーマンは明らかに風のルート外に置いてありました。相変わらず元気で続々と実をつけてくれています。
同じくルート外であろう場所に大葉とバジルを移動させました。大葉も6月頃まではもりもり元気だったのに急に葉っぱの端っこが茶色く焦げたようになり、萎れてきたんです。回復してくれるかなあ。
今回、室外機からの風のルートを見極めていた時に思い出したのが風水の話です。最近このジャンルについて、いろいろ本を読んだり、Youtube動画を観たりしていたのです。現在日本で信じられている風水術の多くは中国で本来使われてきたものから随分歪曲されているそうなんです。「西に黄色」とか「トイレ掃除」とかあまり信ぴょう性ないとのことで。
(写真は初夏の余呉湖@滋賀県)
風水の基本は文字通り、自分の暮らす環境での「風」と「水」をコントロールすることなんですね。適切な場所に水の流れがあって「気」はその流れに乗る。それを運ぶ風の流れを考えなくてはいけない。風が通ることはとても大事だけれど、例えば扇風機に当たり続けると体調を崩すように、風が当たりすぎる場所もよくない。住宅なら両隣と背後に家が建ち、前が開けているのが良いというのも風の当たりすぎから家を守るようにということみたいです。ここ数日の植物の枯れ具合を目にして、人間も風の多い場所に暮らすのは決してよくないのだろうと感じました。風も水も大事だけれど「過多」であってはいけないのです。なんでもそう。菜園の話からそれてしまいましたが、あらゆることは「バランスが取れていて」「中庸」なのが最善の最善なんだろうなあと思います。