昨日何気なく天気予報アプリを見てみたら、今後の最高気温予想が梅雨時とは思えない高温続きでおののきました。チーン  こんな気温、数年前だったら7月後半くらいに来るものだったのに。来月の今頃どうなっているのでしょう。灼熱地獄か。💦

 

 

旧琵琶湖ホテル。新しい琵琶湖ホテルは現在は少し離れた浜大津に建てられています。旧館は現在もレストラン・宴会場・貸会議室などとして運営されています。その歴史は昭和9年に外国人観光客を誘致するための国際観光ホテルとして創業しました。これは箱根の冨士屋ホテル、横浜のホテルニューグランド、奈良ホテルと同じ位置づけですね。外国人向けに建てられたホテルなので戦後はGHQに接取され進駐軍の滞在ホテルになりました。その時の様子を撮影した写真が館内に展示されていました。

 

 

 

 

昭和20年代というと日本人は食べるものに事欠き、みんなが貧しくてとても大変な時代でした。一方でアメリカ軍が滞在するホテルではすき焼きを食べる彼らの姿、リゾートで楽しむような関係者家族の姿がありました。派手なドレスをまとってアメリカ人男性たちの傍らにいる日本人女性の姿なんか見ているとなんともみじめな気持ちになります。そう、戦争は負けるとその後が悲惨なのです。

 

こちらは昭和40年頃の浜大津界隈のジオラマ。

 

実際にこういう名前でお店があったのでしょうね。路面電車はいまも京阪が走っています。

 

左側のレンガの建物はいまも残ってて素敵なレストランが入っています。いまは周囲は建物だらけですが当時はこんな閑散としていたのですね。

 

 

展望テラスに出てみる。あいにくの雨で景色は何もみえません。

 

 

平成になって。今上天皇が皇太子時代に雅子さまと。この建物、平成10年頃まではホテルとして使われていたのですね。皇族の方々も宿泊されるホテルだったようです。

 

 

一階のカフェレストランに入りました。

 

 

和スイーツセットを。右からプリン、シフォンケーキ、抹茶アイスクリーム。甘×甘でした。(;'∀') 

 

 

 

外に出ると庭にアジサイがきれいに咲いていました。まだ残るバラの花も。

 

 

 

とめどなく降り注ぐ雨粒を受けて、花は活き活きしていました。葉っぱの緑も一段と鮮やかで。

 

 

 

 

春のバラは今度こそ見納めですね。

 

 

 

 

玄関の上に燕の巣。尻尾が見えます!ここはまだ赤ちゃんばかりかな。

 

以上、大津館の散策でした。