5月後半の週末、住吉大社にお詣りしてきました。有名な神社ですが、境内を歩くのは今回が初めてでした。「住吉造り」と言われる本殿は国宝建築で一度見ておきたいなと思って。

 

参道の両脇には出店が並んでいました。こんなのが売られてた。

 

 

反り橋です。最大傾斜は48度もあるらしいです。でも上り下りしやすいように段がとってありました。ここを渡るだけで「お祓い」完了。

 

 

 

 

 

手水舎は「うさぎ」さん。

 

住吉大社の鎮座の日が卯年卯月卯日(うさぎの日)であったことでここでは神様の使いとされています。

 

 

境内には檜皮葺のどっしりとした屋根が印象的な立派な社殿が並んでいます。

 

 

第四本宮から第一本宮まであり、全部が国宝指定。

 

 

 

 

 

ここだけは行列ができていました。

 

住吉大社はとても格式の高い神社だけれど、大阪という土地柄なのか、参道に縁日の出店が並んでいたり、わかりやすい案内も各所にあったり、かわいい兎キャラがおいてあったりして、親しみやすく、思っていたほど敷居の高い感じがありませんでした。

 

 

 

今回は全く何も事前に調べることなくお詣りしたので、行ってみてびっくりだったのですが、境内にある巨木(楠)がすごい~。

 

 

枝の広がりも大きく、巨人から見下ろされているような威圧感を覚えました。

 

 

 

 

あれ?ここパワースポットなの?

「五所御前」という場所でこの周りに人が集まって何やら探している様子です。五所御前は1800年前の住吉神鎮座の際に最初に神様がお祀りされた場所のことだそう。そしてそこには小石が敷いてあり、その中に「五」「大」「力」のどれかが書かれた小石が混ざっていて、それらを全部見つけられたらラッキーというもの。

 

 

その石からは体力、智力、財力、福力、寿力を授かるといわれています。・・って初めて知りました。お守りにして持つと願いが叶うそうです。そして願い事が叶ったら、ここへ再度お詣りして石の数を倍にして返すという。ということは五、大、力それぞれの文字を書いて置いていった人は願いが叶った人たちなのですね。それに幸せを倍にして返すとは素敵な考え。ということで自分も探してみました。二つ目まではすぐに見つかりましたが最後の一つを見つけるまで苦戦しました。

 

一緒にいた主人はあっという間に三つそろえてしまいました。ふと立った目の前に「五」「大」「力」と書いた石が三つ揃っておかれていたんです。「えー、そんなんずるいわ」という私に「これも運や!」と本人。私が三つ目を探している間にもう一揃い見つけたようでした。確かに強運なんだと思う。社務所でお守り袋をいただいて(500円で購入)きました。いつか無事に返納できる日が来ると良いなあ。

 

 

 

 

最後におみくじコーナーへ。私のすぐ横でカップルがおみくじを引いていて、男の人が「ひゃー、大凶や!!」って悲痛な声を出しているのが聞こえてきました。うわあ、嫌な予感。ここ凶が多い神社なんかな?って自分のを引いたら、もれなく(?)「凶」の文字が~。大泣き大泣き大泣き

 

 

人生で凶のおみくじを引いたのはこれで三度目です。過去二回は京都の貴船神社と八坂神社でした。住吉さんで三回目(;'∀') でもなんか思い当たること多々。

 

調べてみたら住吉さんはやっぱり「凶率」の高い神社らしいです。凶、大凶が出る確率は18%だって。運気というのはバイオリズムがあって上げ下げするのでこういう時期もあるわけですね。ということでここに結んで、

 

 

近くにあった撫で兎をなでくりまわして、凶の気を吸ってもらった気持ちになって帰ってきました。撫で兎は糸魚川産のヒスイ製。