新世界から抜け出して駅に向かうところで視界に入った商店街の看板。なんだか面白そう。好奇心に導かれるままに信号を渡りました。
アーケードになっている昭和の商店街でした。この絵かわいい。でもその下にこれが。かわいくない現実。
居酒屋。商店街の店の半分くらいが居酒屋さんでした。あちこちからカラオケの歌声が聞こえてきます。カウンター席があって内側に女性がいて、お酒を飲んでカラオケを歌うお客さん。居酒屋というけど「ガラス窓のあるスナック」という感じ?
で、お客さんの入ってない店では入口に若い女性が立って呼び込みをしていました。多分、中国とかタイの女性。怪しいのかギリギリ健全なのかよくわからない。
なんともいえない雑然感。
オール100円以下です。( ゚Д゚)
50円ドリンクもありました。
これは稼働してない。
この辺は商店街一番街でその先に二番街が続きます。同じような感じかなと思って適当なところでUターンして戻ってきたのだけれど、あとで調べたら二番街は更にディープっていう情報が出てきました。更にディープって?( ´艸`)
駅に戻る途中でみつけたこれ。ざこばさんが創られた寄席小屋です。落語会でよくチラシをいただきますが、こんなところにあったの!「小屋」というけれどきれいなマンションの一階です。
ざこばさんの親戚所有のマンションで、実家はその横なんだそう。なるほど、って思いました。こういう下町的な場所って人が喜怒哀楽を比較的ストレートに出す、感情豊かな地域だと思うのです。ざこばさんは小さい頃から周囲の大人たちの生の感情のやりとりを見ていて、そういう経験の中から人情の機微、落語的素養も育まれたのかしらと思いました。動楽亭で開かれる落語会に行ってみたいと思ってたのですが、滋賀県からは遠いなあ。