ChatGPTからのアドバイスで旅行記は地図で「どこに行ったか」と示すと読者にわかりやすく更に親切、と指摘されたので、今回はそのスクリーンショットを。津山市ってこんなところにあります。瀬戸内海沿いの岡山市、倉敷市から北、山に囲まれたところです。この辺まで行くと道路標識に「鳥取」とか出てきます。岡山県ってそういえば鳥取県の隣接県なのでした。

 

 

旅の二日目は津山城からスタートです。森蘭丸の弟、森忠政が築城しました。13年をかけて築城されたというこの城は五層五階、地下一階の天守、70を超える櫓を持ちかなり規模の大きいお城だったようです。明治の廃城令で建物は取り壊され、石垣のみが残されました。

 

 

一部で建物の復元がありますが、残された石垣の間を歩いていても、「すごい!」としかいいようがありませんでした。すべてが石垣に覆いつくされているようなスケール感です。見上げる高石垣も圧巻で。まず思ったのは「お城を壊してもったいない!!」でした。

 

堅牢な石垣群は圧倒的で、感覚的に姫路城などよりもはるかに規模の大きい城の中を歩いているように思いました。

 

 

 

 

 

高石垣。下で誰かが立って撮影されていたので、それで大きさが伝わると思います。

 

 

石垣が折り重なるように次々と現れます。津山城は日本百名城のひとつに数えられていますが、100城どころか上位10城に入るような立派な石垣だと思いました。

 

 

 

もうひとつ気づいたのは敷地内に桜の木がこれでもかというくらいたくさんあることでした。津山城は「さくらの名所100選」にも選ばれています。桜の頃に訪れたらどれだけすごかったのでしょう。

 

 

まあ石垣すごいわ。この城塞感。

 

 

 

櫓が見えてきました。唯一、再建されたものだそうです。昨日ライトアップで高いところに白壁が浮かび上がっていたのはここだったのですね。

 

 

全部桜の木。

 

そして仰ぎ見る石垣の上を縁取るように藤棚。かなり大きいものでした。

 

 

勾配が美しいです。

 

 

まだ早いですがアジサイの株がありました。

 

 

藤棚の下にはベンチが整備され、ここから津山市が見渡せました。足立美術館ぽく写真を撮ってみました。

 

 

 

櫓内部も無料で見学できます。

 

櫓の窓から同じ高さで藤棚、そして高石垣を見下ろす。

 

 

 

今度は天守跡へ。いやあ、大きいです。天守のサイズも江戸城や大坂城といい勝負かも。

 

 

戦国時代の人がハート形とか認識していたはずもなく、偶然だけれどかわいい。

 

天守台からみた津山市内。

 

 

 

 

 

帰り際、高校生のグループとすれ違いました。一瞬、修学旅行かと思いましたが、どうも野外学習か奉仕作業的なことでお城を訪れている地元の高校生のようです。みんなゴミ袋を手に草むしりやゴミ拾いなどをしていました。すれ違うときに「こんにちは!」と元気に挨拶してくれ、とても気持ちのいい学生さんたちでした。

 

 

ペットはケージに。そういえば前日訪れた備中松山城では城主だったネコ氏もここではケージ移動になるのですね。( ´艸`) 

 

想像していた以上に素晴らしかった津山城の石垣。またいつか来れることがあるなら桜の頃に再訪したいと思いました。