この一年、「ライブ」といえば落語ばかり聴きに行っていたので久しぶりにオーケストラ・コンサートに行ってきました。ファミリー向けのコンサートでしたので、プログラムは一度は耳にしたことのある有名な楽曲の「さわり」の部分だけ。飽きなく楽しめました。指揮者体験コーナーでは指揮台でオーケストラを前に指揮棒を振りたい子供さんを募ったところ、会場内から「はあーい」ってかわいい声があちこちから聞こえて思わず顔が綻んでしまいました。

 

 

この中で一番感慨深かったのは、モリコーネの映画音楽でした。「ニューシネマパラダイス」は多分人生で何度も何度も観ている映画トップ3に入る作品です。名場面が次から次によみがえってきました。コンサートでこの音楽を聴くことは過去にもありましたが今回はピアノが入りました。ピアノの音はこんなにも抒情的で心の奥のところまで浸み込んでくるのかと涙腺がかなりやばいことに~~。大泣き 

 

オーケストラで聴く「となりのトトロ」も素晴らしかったです。技巧的なことははわからないけれど久石譲さんの音楽ってとても繊細な部分と大胆な部分が交じり合っていて心に訴える感じがします。時間的にも1時間半程度の気軽なコンサートでしたが、久しぶりにいい時間を過ごせました。