全国の佐々木さん姓発祥のご先祖様をお祀りする沙沙貴神社にナンジャモンジャの木を見に行ってきました。滋賀県近江八幡市にあります。こちらの神社にはまだ寒かった時期、蝋梅を見に行きましたがその時以来です。

 

 

楼門近くに高さ10mはありそうなとても大きな木が枝を広げていました。樹下にいる人の大きさで木全体のスケール感が伝わるでしょうか。冬に来た時はたいして気に留めなかったけれど、花を付けた姿はすごい存在感です。木全体に雪が積もっているような真っ白さ。冬ではなく今の時期なので雪のような白さと鮮やかな新緑の色のコントラストが素晴らしくて。

 

 

なんじゃもんじゃ、正式名称は「ヒトツハタゴ」というそうです。この花のことをじっくり見たことは今までなかったかもしれません。細長く短冊のように割れた花びらがとても繊細な印象です。毎年、5月上旬に見頃を迎えるそうです。そしてこの花も桜と同じく割とすぐ散ってしまうのだとか。お天気はいまひとつの日曜日でしたが、満開の日に鑑賞できてラッキーだったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

境内に入ります。

 

境内にはいろんな花が植えられています。全部ではありませんが写真を撮ったものを順番に載せます。

 

 

 

 

蝶々が飛んできました。ちょっとそこでじっとして!って思ってもカメラを構えたと思ったらすぐ違う場所に移ってしまいます。💦

 

 

 

これ、水芭蕉だったでしょうか。それとカキツバタ。

 

内側からみるなんじゃもんじゃ。遠くから見るほうが余計に白さが際立ってます。

 

 

 

 

今度はその周囲を歩いてみました。この花、何なのでしょう。これも真っ白でとてもきれいです。

 

 

ここにもクロアゲハ。

 

神社の境内にはなんじゃもんじゃの木が何本か植えられています。楼門近くの木が一番大きいので目立ちますが、他の場所にもありました。

 

 

 

前回も思いましたが、ここの神社はどこかキラキラした華やかさを感じます。決してけばけばしいのという意味ではなく。バサラ大名といわれた佐々木道誉は美・芸術・自由・個性を重んじた人物です。そんな美意識もなにげなく境内全体に反映されているのかなと思いました。