明石城跡を出て少し歩きました。次の目的地は明石市立天文科学館です。まずはその近くにある柿本神社へ行きました。万葉歌人の柿本人麻呂が御祭神です。明石で詠まれた歌も数多くあることからこの地に人麻呂神社を祀ることになったそうです。
神社の鳥居前に湧水がありました。
神社のある山から湧き出る霊水で「播磨三名水」のひとつなんだそう。長寿の水ともいわれているみたいですね。これは偶然の発見でした。近所の方はここへ水を汲みにきてみえるのでしょうか。
石段を登って神社へ。木陰になっているのでちょっとひんやりした感じ。
こんなの見つけた。玉垣に寄進の記録。大阪堀江といえばかつての大きな歓楽街。現代の感覚では「神社」と「遊郭」というワードの組み合わせに違和感を覚えるけれど。
更に石段を登ります。右へ行けば天文科学館。見上げれば科学館の建物が。
まずは左側のルートへ。これは神社の手前にある月照寺だったでしょうか。お寺の前は素通りしました。
柿本神社です。社務所の窓口には「お昼休み中」ということ書いたメモが掲示されていて誰もみえませんでした。社殿も割と新しくこぎれいな感じでした。御祭神である人麻呂の発音をもじって「火止まる」として防火の神様だったり、「人生る」から安産の神様でもあるようです。あと人麻呂自身がとっても愛妻家だったので夫婦和合のご利益もあるとか。
この神社の前から明石海峡大橋が見えました。ドームは天文科学館です。ちょっと春霞。いい眺め。ここもまだ桜が残っていました。4月17日です。今年はかなり遅くまで桜が楽しめましたね。
ということはこの先にみえる小高い山は淡路島?こんなに近くに見えるのか。現地に行ってみて初めて感じるこの距離感。
そして石段を下りたところにある天文科学館。
東経135度の子午線がちょうど通る場所に建っているようです。
ここでプラネタリウムを見ました。