旅3日目(実質的には2日目)は朝からかさばる荷物をすべてホテルから宅配便で自宅に送る手配をし、チェックアウト。身軽になった状態で明石市へ向かいました。
西日本へ旅行する際にはいつも通過するだけだった明石の街を一度ゆっくり歩いてみようと思いました。到着してまずは明石名物、明石焼きを食べることに。
駅から徒歩で前日から調べてあったお店へ向かいました。明石の観光スポットのひとつとして紹介される魚棚商店街を通り過ぎ(ここはあとで戻ってきます。)
交差点の角にある「本家きむらや」さんへ。
創業100年超。現存する明石焼きの店では最も古いといわれているお店です。開店まもない時間でしたた既に店内は9割近く埋まっていました。私は最後、ぎりぎり空いている席に案内してもらいましたが、次に来た人は外で待ってました。💦
席に着いたらお店の人が注文を訊くこともなく「一枚分用意しますね」と。少し待って運ばれてきました。有無をいわさず一枚20個、1000円。
兵庫にいる友達に旅行に出る直前に教えてもらったのですが、地元ではこれ、「明石焼き」とはいわず「玉子焼き」というそうです。この玉子焼き、外観はまあるくてぷっくりした形状がとってもかわいいです。
久しぶりに食べる明石焼き。やっぱり本場のは違いました。ふわっと柔らかい食感。玉子焼きといわれるだけあって小麦より断然卵の味です。そして断面は少し固め。固めといってもたこやきのどろっとした中身ではなくて、甘くないカスタードクリームみたいな感じです。そのカスタードクリーム状の中にタコがあり、それを出汁(お吸い物)に漬けて食べます。タコも柔らかい!
一枚20個はなかなかハードルが高く、ただただ無心で食べました。笑 とにかく濃厚でおいしかったのですが、量的にちょっとキツかったです。当初は明石焼きのほかにおでんも食べたいなあ、別の店でタコ飯か鯛めしもいいなあ・・とか考えていましたが。次回は誰か連れていってシェアするかしないと。いつかもっとお腹を空かせて再訪したいです。