カフェから出て駅のほうに向かおうかと思いましたが、まだ陽は高く、龍野にも次回いつ来れるかわかりません。もう少し散策してみることにしました。まもなく行き当たったのがとっても豪壮な伝統建築。

 

 

老舗の御菓子屋さんのようです。龍野の名産、うすくち醤油を使った蒸し饅頭を買いました。

 

 

賞味期間が3日程度とのことだったので翌朝、ホテルから他の荷物と一緒に自宅に送りました。自宅に届いたお饅頭は薄皮が剥がれて無残な恰好になってましたが、本当に醤油の味がしました。というか餡と混じって甘じょっぱい味で、とても美味しかったです。

 

 

また歩く。長浜の木之本の通りの雰囲気に似てるかも。あの薬屋さんの。

 

 

この辺の町割りや道幅は江戸時代のままなんだそうです。かつては酒や醤油の蔵や商家だったのかしらと思う建物、その間に洋館などが立ち並び往時の繁栄ぶりを想像してしまいます。

 

小京都と呼ばれる龍野の街。最近の京都自体は、祇園や一部エリアを除くと近代ビルやマンションが増え、近年は訪れる人も多くなり、賑やかすぎて、ゆっくりと歴史に思いを馳せるという気分になりにくいです。もちろん京都には地方にはない独特の洗練や繊細さがあって訪れる価値はあるけれど、「伝統的な日本」を感じるにはこういう地方の街のほうがその濃度が高いのではと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

この街道のゆるっと曲がるところなども昔のままという感じがしていい。

 

 

 

 

 

先に入ったレトロカフェもそうでしたが古民家を利用した素敵なカフェ、茶寮が何軒かあるのを見つけました。街並みに溶け込んでいて素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いったいどこに向かっていたのかというと、一応目的地を設定してました。街並みを少し外れたところにある昭和の街並みをジオラマで再現した古民家を探していたのです。

 

 

しかし、到着してみたら最近営業時間が変更されて、営業終了していました。😢 こういうの好きで見てみたかったのに・・残念~。ということでUターンして駅まで再び歩きました。

 

最後の一枚。

 

龍野は本当に深い街でした。また親切で優しい方が多くてそういうところも若狭小浜に似てました。いつかぜひ再訪したいです。次に来るなら錦繍の秋に!