4月8日。三井寺の桜を愛でたあとは石段を降り、琵琶湖疎水の桜を経て、三井寺駐車場に戻るコースを取りました。
この辺を歩くと古い石垣が露出しています。昔の三井寺は現代のお寺のイメージとは異なり、僧兵をたくさん抱えた一大軍事要塞。その名残を見るようです。
住宅街の中に桜の木が立ち並ぶエリアが見えてきました。疎水の両脇に100本の桜が植えられています。曇り空で残念なのですけれど、花は満開。
中には立ち入れないので写真はこの柵の間にレンズ部分をいれて撮りました。静かで時間が止まっているかのような光景です。気のせいか桜の花びらが普通より小さめで、一層繊細感が出ていて、まるで一幅の絵画をみているような錯覚に陥りました。
空模様はどんどん悪くなってきて今にも雨が降りだしそう。なので散策は途中で取りやめ、折り返すことにしました。今年のお花見は見頃になってからこんな日が多いです。残念。
駐車場に向かう途中で通った神社。うさぎに縁のある神社で数年前の兎年の時にお詣りにきたのを思い出しました。鳥居の向こうに満開の桜。ここ、晴れていたら絶景だったでしょう~。再び残念〜。