4月4日。滋賀県の桜情報はまだせいぜい五分咲き。午後から京都市内に行くのも面倒だけど、せっかく天気が良いから自宅近くの桜を観にいこう・・ということで大津市内の近江神宮へ行ってきました。

 

上の桜は駐車場に咲いていた桜です。遠くからみても青空に濃いピンクがとても映えていて一瞬、「わ!」と嘆声をあげそうになりました。

 

 

石段を上った先、楼門の向こうにいつもと違う春の光景が見えました。

 

 

 

 

見事な枝垂れ桜とその横に満開になった花が。これは早咲きの桜なのでしょうか。枝にまあるい鞠がぶらさがって、ふわふわと揺れているように見えました。近江神宮は「滋賀県の桜名所」で検索してもあまり上位に出てこないのです。それだけに期待せずに訪れたのが良かったのか、わあ、きれい、きれい!という言葉しか出ず。ラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

青空の下で満開になった花が陰を作る光景は平和な日のイメージそのもののように思います。桜の花は楼門の朱色とお似合いです。

 

 

 

 

 

近江神宮は「かるたの聖地」といわれてます。御祭神である天智天皇の読んだ歌が百人一首の第一番であることからなのだそう。

 

 

百人一首。学生の頃に暗記しました。いまも暗唱できる歌もありますが大半を忘れてしまいました。久しぶりに一首、一首を眺めてみたのですが、去年の大河ドラマの人物の名を見つけ、これまでと違う親近感。爆  笑

 

 

春を詠んだ歌の中では紀友則のこの歌が好きです。この後ろに満開になった桜があり、一緒に映したかったのですが・・💦

 

 

 

 

帰りに駐車場近くにある茶寮に寄りました。建物横にある桜の木はまだまだこれから。週末にかけて満開になったらかなりいい眺めになりそう。

 

 

 

 

 

一時間ちょっとのご近所花見でした。境内全体では向こう数日にかけて更に開花が進むだろう木もあり、もう一度満開の日に戻ってこようかと思っています。