母の病院付き添い、その他の用事で数日実家に帰っていました。この日は病院の診察が終わってから母とお昼ご飯を食べに松坂城址近くにある自然薯料理のお店へ行きました。滋養たっぷりの自然薯を使った料理を出してみえるところで、三重県にいた頃はよく伺っていました。

 

すぐ近くに国学の大成者・本居宣長記念館があり、店名はそこから来ているのかと思います。

 

 

今回いただいたのはレディースセット(1480円)。少な目の麦飯(通常はこの倍くらいの量)、とろろ汁、むかご、自然薯のかば焼き、わかめの酢の物、サラダ、お漬物、赤だし、デザート、といった内容です。

 

 

お野菜がとっても新鮮。冷えててシャキシャキ食感でとても美味しかった!

 

硬さの残るむかごも久しぶりにいただきました。右側のかば焼きは知らなかったら魚かなと思いそうなのですが自然薯です。濃厚で食べ応えがあって魚肉並みの満足感がありました。とろろ汁はやっぱり濃厚。これに合うのはやはり麦飯ですね。普段は小食の母も「おいしい、おいしい」と言いながらペロッと全部平らげてしまいました。

 

 

 

デザートは黒ごま入りの自然薯プリン。

 

食感はねーーっちり。めちゃめちゃ濃厚です。え、日本で初めてなの?びっくり これ、おいしかったなあ。お土産に買って帰ればよかった。

 

 

メニューはかつてに比べると当然、多少の値上げはされていましたが、それでもこのクオリティ(オーガニック)でこの値段で出し続けておられるのはすごいこと。そして飲み物は相変わらず昭和価格のままだったのが嬉しい。あのプリンは黒ごまが入っているときとそうでないときがあるようですね。

 

 

店内は入って左側がテーブル席、右側奥にお座敷席があります。お座敷のほうが広々としているのでいつもそちらにいっています。店内は庶民的、気楽な感じです。

 

江戸時代に松阪は商人の街として発展した歴史があります(三井家もここ発祥です)。都会から転勤でいらした方から松阪は「安くて、量が多くて、うまい」店が多いと伺うことが多くありました。地元にいるとあまり強く思わなかったけれどたまに帰るとそれを実感します。


これはテレビの注意書き?(笑)