お天気の良かった昨日(1月18日)、午後から市内にある近江神宮に行ってきました。大化の改新で有名な天智天皇(中大兄皇子)が御祭神です。短い期間でしたがここ大津に大津京という都が置かれたことがありました。
こちらの神社にお詣りするのは2度目です。手水舎は花がぎっしり。どこで手を洗うのかしらと探したら手前の竹の筒からチロチロ・・と水が出てました。
朱塗りの楼門は平安神宮みたいな鮮やかな色!もう初詣の時期も終わり通常モードでしたが、一の鳥居からの参道はマルシェが出ていてちょっとしたお祭りみたいに賑わっていました。
比較的新しい神社だからなのか、近江国一之宮の建部大社のような重厚感は感じなかったですが、明るくて良い雰囲気でした。
境内から楼門をみる。雲一つない青空は気持ちいい。
ここから更に石段を上がって内拝殿へ。
内拝殿の更に奥に本殿がありました。本殿にはご祈祷を受ける人だけが入れるようです。ご祈祷の太鼓の音が聞こえてきました。私たちはこの内拝殿から参拝しました。
宝物館です。ここは時計館も併設されています。なんで時計なのかというと、御祭神となっている天智天皇は日本で初めて「漏刻」という水時計を創った(使った?)人物だったからなのだとか。
境内の端っこのほうにオメガ社総代理店からの奉納という漏刻がありました。
水は高いところから低いところへ流れます。漏刻は水を一定のスピードで容器に入れ溜まった水の水位から時刻を読み取る装置なのだそう。この水時計のかたち子供の頃に習いましたよね。実際に目にしたのは今回が初めて。
でも私のイメージで昔の時計といえばこれ。日時計です。影の位置はここにいた時刻(午後13時台)を示していました。
この後、上の写真にある宝物館を見学しました。JAF会員証を提示して入館料は300円→210円に割引になりました。やはり昔の天皇が御祭神ということもあって、宮家から下賜された品(昔の時計など)が多く展示されていました。
境内には大きな枝垂れ桜の木がありました。桜の頃に来たら素敵でしょうね。ここは自宅近くでもあるので春になったらぜひ再訪しましょう。
帰りは駐車場脇にある神宮茶寮へ。
前回来た時は全く気付かなかったのですが、古民家を改装したような雰囲気のとても素敵なお店でした。私たちが入店した時はテーブル席しか空きがなかったのですが、反対側はゆったりとしたソファ席になっていて大きな窓から外の緑の景色が見えるようになっていました。
いただいたのは白玉あんみつ。寒天のサクサクした食感が良い~ (*´▽`*)
セットでお願いしたコーヒーもとても美味しくて、今回もミルク、砂糖はなしでブラックでいただきました。
2時間弱の近場散策でした。