この週末、オーストラリア時代の日本人の友人から「いま京都に来ているよ〜」とLINEがありました。時々帰国しているのは知っていたのだけれど、これまではなかなか会えませんでした。いまなら京都は隣の街。えっ、そうなの?じゃあ、会おうよ!っていうことになり、昨日(月曜日)に京都駅で待ち合わせをしました。
昨日は再会したとたん思わずハグしあいました。天気が良かったので京都駅近くにある渉成園の庭園まで散歩しながら、この20年近くの空隙を埋めるべく、ひたすら互いの話が続きました。
渉成園から京都駅に戻り、地下街にあるリプトンのお店へ。
私は彼女は京都の友達宅に泊まっているのかと思っていたのですが、実は最近、京都市内に日本滞在用のマンションを購入したとのこと。そしてこれからは春と秋に京都に長期滞在して日本の生活も楽しむつもりだそうです。なんて優雅な暮らしなのかと思いましたが堅実に経済成長が続き、所得が伸びてきたオーストラリアに生活の基盤を置く彼女たちにとっては、いまや「日本にも別宅を構える」ということはそれほど至難なことでもないかのようです。
オーストラリアでは不動産価格が数年ごとに倍、倍とあがっていて、20年前に買ったときから10倍になっているそう。(昔は1000万くらいで買えた家がいまは1億円)。そんな社会から見ると日本の不動産は安くて驚きなのでしょう。日本はバブル崩壊以降、ただただ社会が停滞して止まっているかのようだったけれど、その間に世界はどんどん成長していって日本は完全に「置いていかれた」感しかありません。
カフェの後も場所を移して夕食をとりながら積もる話は尽きず、気が付いたら夜の10時近くに。また月末になったら一緒に京都・滋賀の紅葉を観に行こうよと約束して別れました。