琵琶湖の東側、近江八幡市にある長命寺に初めて行ってきました。以前に、ブロ友さんから滋賀県で一番のお気に入りのお寺と伺い、気になっていました。湖岸沿いの長命寺山(333m)の240mあたりにあります。武内宿禰という人が長寿祈願をしたところ、300歳まで生きたという。参拝すると長生きするといわれているお寺さんなのだそうです。

 

行ってみたのは良いけれど、山の中のお寺までの道はこういうヘアピンカーブの連続。それも細くて急傾斜の道が続きます。「対向車が来ませんよう・・」って願いながら運転したけれど二回すれ違いました。何か月かに一度はこういう道に入り込んでしまいます。滝汗

 

 

お寺まであと少しというところに駐車場があります。

 

 

 

山の麓からこの石段は続いているようで、下から登るとなんと808段!駐車場から登っただけでもかなりきついと感じました。

 

 

手水舎まで来たけれどまだ石段が続きます。

 

 

石垣とお堂を仰ぎ見る。まっすぐ伸びた木々が従者のように堂宇を守っているかのようです。

 

 

振り返ると琵琶湖ビュー。午後の逆光を受けて湖面は銀色に輝き、とても尊い景色でした。

 

 

 

三重塔。石段を上がり、本堂の向かって右側に建っています。国指定重文。

 

本堂。

 

本堂から奥に三重塔をのぞむ図。

 

三仏堂。

 

そして一段高いところからこれらの伽藍を見下ろす。

 

 

平地にあるお寺とは異なり、山の上の狭いエリアに建っているお寺であるため伽藍配置も独特でした。互いの建物が接近しあっている姿が印象的です。檜皮葺の屋根と弁柄の落ち着いた赤色の組み合わせがとても美しく、ここからみると屋根の曲線がよくわかり、優雅で品格を感じる佇まいでした。再び湖のほうに目をやり、銀色に輝く湖面をみて・・。とても神々しい光景に見とれました。ああ、いいものを見た、という感じ。ニコニコ

 

 

 

 

やっぱりここ、美しい。あのくねくね道を登りながらの時は「もう二度と来たくないわ」と思いながら運転してきたけれど、来てみたら、四季ごとにこの境内に立ってみたい、、って思い直しました。それくらい良かったです!

 

本堂へ。


観音様に静かにお詣りしました。

 

 

 

 

 

そうそう。こちらのお寺はこんなに立派ながら駐車場代も拝観料もかかりません。

 

石段を降りて駐車場に向かいます。この先は延々と800段を超える石段が麓まで続いているようです。巡礼で来る人はやっぱり石段をのぼってみえるのでしょうか。

 

 

境内では僅かながら紅葉している葉を見つけました。心が洗われるような時間でした。ぜひまた!