この近くに用事があり、その帰路、すごく久しぶりに琵琶湖ホテルのカフェに寄りました。大津市の石山寺が紫式部ゆかりのお寺ということもあってか今年の大河ドラマ「光る君へ」の登場人物にちなんだメニューが出ていたのでそれを。
清少納言をモチーフにしたかき氷です。
抹茶をたっぷりかけた氷の上にホイップクリーム。かのこ小豆、清少納言が愛した梅の花もかわいらしく彩られてます。氷の中にはキャラメルアイスが隠れていて、味や食感に変化がありました。氷全体は抹茶シロップというより抹茶をそのままかけたような濃厚さで甘さよりも苦みが印象に残りました。ミルクティーをつけてセットで1600円です。
ちなみにもうひとつの選択肢だった紫式部バージョンのかき氷はこんな感じ。(ネットからお借りしました)
このほか、源氏物語に登場する女性たちをモチーフにしたノンアルコールカクテルがありました。それぞれが日本古来の色を再現しているのですが、どれもがあまりにも美しい色で、写真を見ているだけでも幸せ気分になれそう。
以下ネットから拝借して・・(^-^;
シグネチャーモデルの十五夜~紫式部~
花散里の「夏 花たちばな」。滋賀県のお茶処、朝宮茶を使ってあります。今の季節に相応しい爽やかな色あいですね!
秋好中宮の「秋 もみじ」
これは9月からの提供とのこと。秋好中宮は六条の御息所の一人娘とのこと。源氏物語での恐ろしい六条御息所のエピソードは鮮明に覚えているけれど、娘の記述はあったのでしょうか。知りませんでした。
明石の御方の「冬 雪の下」
冬になってからの提供ですね。明石の君は美しいのに諸事控えめで好きな人物です。源氏物語の登場人物ではこの人とタイプが違うけれど朧月夜が好きです。
紫の上の「春 さくら」
春のカクテルということでもう提供期間は終わってしまいました。紫の上は光源氏にもっとも愛された女性です。しかしこんな最愛の妻がいてもあちこちで浮気する夫との結婚生活は幸せだったといえるのでしょうか。
それにしても今日も暑い日です!