写真は３年前の７月。小浜の古い街並みで。見上げた空がすっかり夏ぽくなっていました。
昨日の気温は３５度。そしてお昼過ぎに車を運転しようと車に乗ったら３９度の表示が。梅雨の蒸し暑さも加わっているのでじっとしていても、ぐったりしてしまうような感じです。
去年の７月も暑かったです。７月は仕事をしていました。自宅から５０ｋｍ離れた職場へ高速で通勤していました。外に出ることも多かった仕事なので家に帰る頃には昼間の暑さで疲れてぐったり。そして週末はほぼ毎週、家探しのために２時間近く車を走らせて滋賀県大津市へ通っていました。
炎天下に不動産屋さんを巡って、ある日は待ち合わせて物件を観に行って。「物件探しは楽しいでしょう」という人もいましたが、３５度の気温の中で動き回るのを楽しいとは思えなかったです。遠方からの内見だったので事前にかなり物件を絞ってから出向いていましたが、「南向きの部屋だから日当たりいいかも」と期待して見に行くと、目の前に建物が迫るように建っていて圧迫感を覚えたり、写真で見ると「とてもきれい！」と思っても実際はよく見ると劣化が進んでいたり。駅近で環境も良く、部屋も新築同様な美しさで予算内なのに・・部屋に入ってみると何かが違う。悩んで悩んで結局見送ったというのもありました。居住中物件に伺うときは向こうもだろうけれどこちらも気を遣いました。
最終的に決めたのは、最初はその気もなかった物件でした。その日は本命物件の内見がその後に控えていました。わざわざ大津まで来たのだから参考のために一応見ておこう・・と思って見に行きました。ところが現地の環境と集合玄関から入った時の雰囲気がとてもよくて、「あ、ここに住みたい！」って見た瞬間に運命を感じました。この感覚は人や職場との縁と似ているかもしれませんね。
去年の６月くらいから動き始めて決めたのは８月の末でした。暑い夏いっぱいを使って家探しをしていた去年でした。売主さん都合で引き渡しが翌春となり、それからリフォーム工事をしたので一年かかってしまいました。この夏一番の蒸し暑さで、一年前のいろいろなことが思い出された昨日でした。
上の写真も小浜市内です。