昨日は落語会に行きました。米朝一門会といえば数日前にざこばさんがお亡くなりになりました。どの方もマクラの部分でざこばさんの思い出話をされていました。決してしんみりとなるのではなくて、生前のざこばさんの人となり、楽しかった思い出話で会場は大盛況。米團治さんが「今日はまるでざこば兄さんの追悼落語会みたいになってきましたね」と言ってみえて。突然の訃報はとても悲しいお知らせでしたがこうやってみんなから「あんなに面白いことを言う人やった」っていわれて送り出されるのはまた幸せな噺家さんの最期なのかもしれないと思いました。
塩鯛さんの落語を今回初めて聴きました。ご自身が「昔、ハワイでマリファナの売人に間違われた」っていってみえてめっちゃ受けました。もっと聴いてみたいので塩鯛さんの独演会があったら参加したいです。吉弥さんの創作落語は映画をみているかのようなじわっとした感動を覚える人情噺でした。主人公は来年に「三代目ざこば」を襲名する予定、という設定なのもまるでこの場にあわせたかのような感じで。
昨日、会場へは京滋バイパスを使って移動しました。高速を降りると琵琶湖の西側と対照的な景色です。山のない遠くまで見渡せる平野の景色が広がっていました。青、白、緑と「夏」を感じる景色。写真は走行中の車で助手席から撮影したものです。
近江富士が迫って見えてきました。夏山とか夏の空とか夏場の自然の風景、夏はいいですね。青緑色の山の姿ってとても美しいと思います。昨日の昼間の外気温は３０～３２度くらいでした。昭和の頃なら夏休みの７月～８月がこのくらいの気温だったのです。この程度の暑さなら海にも山にも行ってみようか、行楽もいいなっていう気になれそうですが、昨今のように４０度近くなると、もう危機を感じて「屋内に留まらないと」って思わされます。向こう２か月、また大変な夏がやってきますね💦
