最近、週末のどちらかの日は亀岡市の湯の花温泉に行っています。先々週も出かけ、途中でまだお詣りしたことのないお寺(穴太寺)に寄らせてもらいました。西国三十三か所のひとつ、歴史あるお寺です。


 

 

本尊が観音様のお寺ってこういうお札があちこちぺたぺたと貼ってあるところが多いですね。禅宗寺院の厳しい雰囲気と対照的で「人間くささ」みたいなのを感じるお寺、庶民的な雰囲気で好きです。

 

 

 

 

多宝塔をのぞむ庭園が立派です。まだまだ新緑が色鮮やかでとてもきれい。

 

 

 

 

庭園目的にお詣りしたので、拝観するまで知らなかったのですが、このお寺には「なで仏」という病気平癒にご利益があるお釈迦様が祀られています。本堂は下の写真の廊下の先です。

 

 

本堂の写真撮影はできなかったのでネットから写真をお借りしました。本堂の奥まったところに安置されているお釈迦様はこんな感じでお布団をかけて横になっておられます。

 

 

お布団をめくって自身の病の箇所と同じところを撫でて、次に自分自身の身体の悪いところをさすり返すとお釈迦様のご利益に与れるという。

 

福井にいた頃からとても仲良くしてもらっている友達が昨年から大病を患っています。何度も手術を受けていて、先日も電話で話した時に「術後の痛みが続いて辛い」と言っていました。私自身はその痛みに対して何もしてあげられず思い出しては落ち込んでいました。お寺の人に彼女のことを相談したところ、お守りをお釈迦様の身体にあてて祈願すると良いといわれ、早速本堂でお釈迦様にお願いしました。

 

翌日、彼女にこういうお寺にお参りしてきたのでそのお守りを郵送するねという旨をLINEで伝えたところ、「実は前日からその痛みが和らいでとっても楽になっていた」との返信が。びっくり 私がお詣りしたのは午後3時頃。彼女の痛みが楽になりかけたのもそれくらいの時間だったと。これには双方とても驚きました。

 

数日後にまた手術を控えていたので速達でお守りを送りました。これまでの入退院の経緯から術後一週間くらいは多分身体もしんどいだろうと、こちらからの連絡は控えるつもりだったのですが、今回は手術の翌日に病室からとても元気な声で電話がかかってきました。えー!もう普通に話せるの?って、なんか私も嬉しくて涙が出そうでした。実際、前日に手術しているのですからしんどいはずですが、それでもこの即ご利益に驚きました。彼女自身もとっても信心深い人なのでなんかそういうところも仏様の加護が通じやすかったのかな?と思いました。

 

 

お庭をみてても癒されます。