京都に出雲さんがある・・しばらく前にこれも関西のブロ友さんの投稿で知りました。ガレリアのバラ園を見た後、行ってみました。丹波国の一宮という格式の高い神社でとても立派でした。

 

 

気になったのは、松江のは「大社」なのに、なんでここは「大神宮」?

 

ネットで調べてみました。

 

「神宮」は皇族に縁の深い神社。(伊勢神宮の御祭神は天照大神、明治神宮は明治天皇、熱田神宮は日本武尊、石上神宮は猿田彦神・・など)

 

「大社」は同名の神社をまとめる役目を担う神社。歴史ある神社のことらしい。(春日大社、諏訪大社、出雲大社など)

 

「宮(みや、ぐう)」は皇族と関係があったり、歴史上の重要人物を祀った神社。(菅原道真の天満宮、徳川家康の東照宮など)

 

たまに目にする「大神宮」。すぐ思い出すのは東京大神宮。これは伊勢神宮から分霊した神社のこと。出雲大神宮は出雲大社から分霊したものといわれているそうです。

 

 

でもなぜかここ、「元出雲」とも言われていて、出雲大社のほうが出雲大神宮から勧請を受けたという説があるのだとか。京都は少し北の福知山にいけば「元伊勢」もあります。やはり古代からの歴史があって興味深いところですね。

 

 

 

 

 

立派な社殿。そして背景にある新緑が美しくて雨の日でも眩しいくらい。

 

 

 

 

社殿の裏に磐座(いわくら)があってパワースポットといわれているそう。本殿横から薄暗い道を通っていきます。

 

 

 

小雨の日で目の前は薄暗いです。左側の社殿に目をやると鮮やかな朱色と新緑の黄緑がきれい。

 

 

あ。なんかすごい光景。

位置的には本殿の真裏ですが突然、異空間にきたかのように思いました。

 

 

 

この山全体がご神体。前に立つと静かで力強い、不思議なパワーがあるように感じました。少しのぼっていったところにも磐座があるようですがそちらは許可をとる必要があるとのことで、これ以上は登りませんでした。

 

それにしても精霊とか何かいそうな雰囲気。

 

 

 

こんな立派な神社が割と近いところにあったとは知らずでした。出かけてみるものです。