4月1日。京都御苑から徒歩で御池方面へ。地下鉄一駅分だったので歩きました。聖徳太子が創建し、池坊発祥の地である六角堂。烏丸通から六角通りをちょっと入ったところにあります。
この界隈、商業ビルとかマンションがひしめいていて、その隙間にぽっとこの古いお寺が異空間のように残っている感じ。狭いエリアに人がいっぱいいて人口密度が高いです。それに街の中心部であるためか観光客の多国籍感もすごい。
狭い境内に枝を目いっぱいに広げた枝垂れ桜は満開でとってもきれいでした。空が曇り始めていたのが少し残念。
ここの桜は「御幸桜」と呼ばれているそうです。咲き始めは白く、徐々に濃いピンク色になっていく花なのだとか。近衛邸跡に咲いていたイトザクラより花弁に丸みがあって、花のひとつひとつがかわいい感じ。
花が散らすようにランダムに咲いている感じはちょっと離れて見てみると、花の雨が降り注いでいるかのよう。
そしてこの花を眺める一等席が境内の真横にあります。スタバの烏丸六角堂店。
この最前列の席、すごいプレミアム感ですね。店内は当然満席でした。ここに座れた人、ラッキーですね。スタバ席からの眺めはこんな感じか。
繊細で艶やかな花は京都ならではという感じがしました。ここを出たらちょうど夕刻。この日はどこのカフェや飲食店にもよらず、そのまま帰りました。