石清水八幡宮のご本殿は国宝です。この建築様式を「八幡造り」と呼びます。大分の宇佐神宮や鎌倉の鶴ケ岡八幡宮もこんなかたちでした。現在の社殿は1634年に修造されたもので現存する社殿の中でも最も古いのだそう。朱塗りが青空に映えてとても美しい眺めでした。

 

 

お詣りしたあとは社殿の周囲を歩いてみました。

 

織田信長が寄進したという「信長塀」ってこれかな?熱田神宮にもありますね。

 

その塀の向こうに大変目立つ巨大なご神木がありました。

 

 

楠木正成公が奉納した楠とのこと。700年を経てもこんな大きく枝を広げて境内を守っているように見えます。凄みを感じるほどの樹木の生命力です。

 

鶴ケ丘八幡宮には源頼朝も上洛の際には参拝しています。八幡さまは戦いの神様。昔から武将からの信仰が篤いですね。

 

 

フレームに収まりきらない大きな木です。存在感すごい。

 

 

 

ご本殿の反対側。

 

高い木に守られたお社。こんな構図好きニコニコ

 

周囲にある摂社の社殿も江戸時代の建築です。よい感じに色が褪せていて歴史を感じました。

 

東北の角っこがこんなふうに切られているのは鬼門封じのため。

 

 

 

もうひとつ興味深い木がありました。緑がかった幹に細かい葉が茂る一本の高木。案内を読むと、「一円硬貨の木」とのこと。

 

 

 

 

今の年齢になって初めて知ることがまだまだいっぱいありますね💦

 

 

ご本殿の前まで戻ってきました。

 

能舞台。

 

京都の神社なので聞いたことのある有名な日本酒がたくさんありました。

 

山崎のウイスキーも。

 

順番が前後しますが参道入り口にある一ツ石。露出した自然石です。勝負石とも言われています。

 

 

案内によるとかつて走馬・競馬の出発点であり「勝負石」ともいわれているそう。お百度参りの石でもあるとのこと。

 

 

駐車場の近くにあるエジソン記念碑。

 

エジソンと日本の竹の縁は有名です。白熱電球の実用化に際して使われたのが八幡宮近くの真竹だったといわれていると。

 

 

参拝の最後に白玉善哉をいただいて帰りました。

 

 

 

山の上にある神社は鳥の鳴き声が四方八方から聞こえ、緑が豊かで癒しを感じるとても素敵なところでした。境内に桜が咲くころはまた華やかになりそう。一か月くらい後かな。ぜひまたその時に訪れたいです。