三連休の真ん中に京都府八幡市の石清水八幡宮に行ってきました。上の写真は同日、あとで訪れた大山崎町の大山崎山荘美術館からみた八幡宮がある男山です。山のほぼ上のほうまで住宅がびっしり建ち並んでいて、住宅街の細い道をくねくね走りながらたどり着く感じでした。(山裾からケーブルカーもあります)

 

 

石清水八幡宮は古典の授業で習った「仁和寺の法師」に出てくる神社です。法師は京都の仁和寺からこんな遠くまで歩いてきたのですね。びっくり

 

お天気が良かったので京都市内が一望に見渡せる展望台に行ってみました。そこに至るまでの道の脇には見事な竹やぶがありました。タケノコの産地といわれるこの地域、生えている竹も節が均等でとってもきれいです。

 

 

途中、古い石灯篭や寺院跡の案内看板などがありました。ここに来る途中の住宅街を通り抜ける時も「石清水八幡宮境内」という標識がありました。山全体が神仏習合の境内であるようです。

 

 

 

 

 

展望台が見えてきました!

 

 

竹細工。

 

晴れた日なので遠くまできれいに見渡せました。見事な眺望です。

 

パノラマ・モードで撮影したらこんな感じ。

 

 

 

谷崎潤一郎の「蘆刈」という作品ではこの地が舞台になっているのだそう。残念ながらまだ読んだことがありません。

 

 

展望台のところにお土産として展示・販売されていた竹細工の灯り。これらはちょっとお高めで2万円以上の価格が付いていましたが素晴らしいアート作品ですね。

 

 

竹で作られた恐竜。

 

竹の節を骨に見立てて面白いなって思いました。

 

 

 

この石段は裏参道で麓の頓宮に続きます。行ってみようかと思ったけれど、逆に戻ってくる人たちがかなりしんどそうな顔をしていたので途中まで行ってやめました💦

 

 

この石段を降りた先には仁和寺の法師が八幡様と思ってお詣りしていった高良神社があります。法師は人々が更に上へのぼっていくのを目にして何かあるのかしら?って思ったけど先にお詣りした高良神社のことを石清水八幡宮と思ってたので、本望を遂げたと勘違いしてそのまま京都に帰ってしまいました。

 

大人になった私もたまにこういうことをしてしまいます。やっぱり先達というか事前の予習はある程度必要かもしれません。

 

この後は本殿のほうへ~。街中の神社と違って山の上にあるためか参道を歩いているといろんな鳥の鳴き声が聞こえてきてとっても癒しになりました。続きます。