暫く前にも紹介しましたこの一冊。いまも時間があるとパラパラとページをめくって食事作りの参考にしています。「漢方」という言葉は当初、薬局で出してもらう「生薬」のことと思っていましたが、日々の食事を整えることで身体を健康にするという考え方でもあるのだそうです。

 

私の食生活は外食するし、甘いものも脂っこいものも食べるので決して褒められたものではないですが、自宅での食事だけはできる範囲で意識してます。肉・魚よりも野菜を多い目に、とか、冬には身体を冷やす夏の食材は食べない、摂るなら旬の野菜を、とか。病気まではいかないけれど、なんとなく不調・・くらいの時にここにある食材をとると効果があるように思います。

 

先日、空気の乾燥と疲れからか上顎部分から喉にかけての違和感を覚えました。あ、このままいくと喉が痛くなって風邪症状になるかも?みたいな前兆。身体の乾燥には白い食材(山芋、レンコン、豆腐など)が効くとのことだったので数日、続けて夕食に蓮根を焼いて食べたところ、本当にすっきりと改善しました。もちろん睡眠も意識して早めに寝ましたが。白いものは「肺を潤す」効果があるそうです。冷たい空気を吸い込むことで肺の働きが弱まり、身体のエネルギー源である「気」を全身に運べなくなってしまうのだとか。肺は常に潤しておいたほうがいいのですね。西洋医学は悪いところをスポットで治そうとするけれど漢方は健康というものを全人的に捉えてて全然概念が違うのですね。

 

 

 

いまの時期はこんなのが良いみたいです。白菜をいっぱい使って鍋でも作ろうかなうーん