最近は自宅で(料理、アイロンがけ、掃除など)家事をしながらテレビでYou tubeを流しています。先日、孫さんの講演動画が流れてきて、”ながら聴き”ではあったものの印象深い内容でした。忘れないうちに概要だけでもメモとして残しておこうと思います。

 

クローバークローバークローバークローバークローバー

 

*ChatGPTは今後更に進化する。例えば、ひとりで医師免許、弁護士免許を持っていて更に数学や物理もトップレベルでかつ英、仏、露、日など複数言語を話せる人よりも更に上回る知能をもつくらいの水準にまで進化していく。

 

*AGIとはArtificial General Intelligencの略。人類の英知の総和の更に10倍の知能をもったAGIの時代が来る。その時、世界の在りようは今と様変わりしたものに。知能の差をニューロンの数で例えるなら人間とサルくらいに。人間がサルの位置になってしまう。

 

*AIのインパクトについては電気や自動車が発明された100~150年前から現在に至るまでの世の中の変化を考えてみるとよい。人類の生活は大きく変わった。

 

*なのに。日本企業の7割は現時点で生成AIの利用を禁止しているらしい。現時点で使わない、ならともかく、「禁止」。キョロキョロ 電気や自動車がこの世にあらわれた時、事故を起こして人が死ぬとかリスクを唱える人たちは当時からいたけれど、そのリスクとこれらの発明がもたらしたベネフィットの比較は現在の世界をみれば歴然なのに。

 

*80年代~90年代。インターネットが世に現れ、民間利用に転じ始めた頃、日本企業のトップの多くは「日本人の魂はものづくりにある」といってインターネットを軽視していた。

 

*2023年の世界では時価総額トップを占めるのはその大半がアメリカのインターネット系企業ばかり。日本人の魂だったはずのモノづくりは新興国にお株を奪われた。

 

*今後の20年間で更にAI→AGI→ASIと時代は変わる。ASIとはArtificial Super Intelligenceの略。この時にAIの能力は人類の英知の総和の1万倍になると考えられる。10倍→10000倍へ。これは知能の差(ニューロンの数の差)でいうと「人間VSサル」→「人間VS金魚」に匹敵するらしい。人間は金魚の位置に更に降格アセアセ

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

「日本人よ、目覚めよ!」というのが孫さんからのメッセージでした。なんと日本企業の大半が生成AI利用を禁止しているということが驚きでした。100~150年前に「我々は電気を使わない、ロウソクで行く!モノを運ぶのは大八車しかない。」といっているようなものではと。私はこの夏からちょっと仕事をしていましたが、そういえばAIの話題なんてほぼ出なかったなあ、と思い返していました。

 

地球上の生物の変遷を振り返っても自らを新しい環境に適応させられなかったものは滅びるしかありませんでした。バブル崩壊以降もそれまでの成功体験に固執してしまった日本の結果がいまの「安いニッポン」ではないか。人類はこれからも生き延びるでしょうが、日本人の10年後、20年後がますます心配になりました。