7本目。
監督:宮崎駿
2023年日本映画。事前告知もなかった作品なだけに全く何も知らない状態で観に行きました。映画タイトルとなった原作の本も読んだことがありません。この作品、さっきネットで他の人のレビューをみてみたのだけれど、良かったという声と全くわけわからないという声と大きく分かれています。さもありなん、本当にそんな感じの映画でした。
メタファー(比喩)だらけの内容だったので、とにかく自分自身の想像力を総動員して観ました。あの世とこの世が並行して存在するスピリチュアル的世界観です。私が得たメッセージは「いつまでも過去に囚われず、現実を受け入れ新しい世界で生きろ」ということ。あの世で出会った人たちの活き活きした姿が少年のココロに変容をもたらしたのか。少年は自身が成長すること、納得することで継母との間にあった壁を乗り越えることができました。エンディングに流れる米津玄師さんのテーマ曲が心に響いてきました。観る人によって解釈も本当に多様にありそうな内容なので、これ以上書くのはやめておきます。あれは何を意味するのだろう?って疑問もたくさん残りました。
最後にエンドロールをみていて、「ええーっ!」って思ったのは超豪華な声優一覧。菅田将暉、あいみょん、柴咲コウ、木村拓哉、木村佳乃、国村隼、大竹しのぶ、滝沢カレン、火野正平etc. あの声ってあの俳優さんだったの?といまごろになって!
上映が終ったのは午後7時。この日は敦賀市の映画館にいったので市内の「千成(せんなり)」で夕食をいただいてきました。
福井県は外食費が高いのだけれどここは定食類も1000円ちょっと、と良心的なので嬉しい。お蕎麦も本格手打ち。ヒレカツ定食美味しかったです。