昨日4月8日は滋賀県大津市に行っていました。そういえばお釈迦様の誕生日だということを思い出し、その時にいた近くのお寺をのぞいてみることに。三井寺のお隣にある天台宗のお寺で宸殿は京都御所を移築した建物です。キリストの誕生日のクリスマスは日本国民の全員が知っててお祝いするのに花まつり(灌仏会)ってあまり知られてない気がします。実は私も花まつりの日にお寺に行くのは初めてでした。
雲がなにげに象のガネーシャにみえてきた。笑
受付のところに小さいお釈迦様の像がありました。
甘茶をかけます。
甘茶とお菓子のサービスがありました。初めていただく甘茶。奥のほうで甘い感じがする不思議な味。
お釈迦様が誕生した時、龍が天から甘露の雨を降らせたことから、灌仏会の日はお釈迦さまの像に甘茶をかけるようになったそうです。
お隣の三井寺には何度か来ているけれど、こちらのお寺には来たことがありませんでした。せっかくだったので、建物・庭園も拝観することに。もともとは御所の建物だったこともあって、源氏物語に出てくるような優美な空間でした。京都御所はこんな中まであがれず外から眺めるだけなので近くで見れてよかったです。
この次は坂本の蕎麦屋さんお昼ご飯を食べにいきました。お店の向かい側にあるお寺(生源寺)でも花まつりをやっているようでした。せっかくだからこちらも見せてもらおうと境内のほうへ。
傳教大師誕生のお寺とあります。傳教大師って比叡山をひらいた最澄のことなんですね。いまさらながらびっくり。
本堂にあがるところにお釈迦様の像がありました。先のお寺よりも大きく3歳児くらいのサイズの像でした。
足元の柄杓で甘茶をかけました。
本堂内には子供さんたちが集まり、僧侶の方の読経の声が聞こえてきました。コロナ禍もあってこのような花まつりは4年ぶりとのこと。
ここでもキャンディをいただきました。
表側と裏側です。サクマの缶入りキャンディ、なんか懐かし。
この日はちょっと不思議なことがありました。空は写真にあるように晴天だったのですが、先の円満院、次の生源寺で甘茶をかけた数分後、突然雨が降ってきたんです。二回も。いわゆる通り雨でしたが甘露の雨みたいで縁起が良いのかも?
サクマドロップ。家に帰ってから中身をあけてみたら・・苦手なハッカ(白)も入ってました。これが最後まで残るんですよね💦