3月31日。桜満開にずっと晴天が続いています。初めて三方石観音に行きました。国道27号線から結構な傾斜の坂道をあがって駐車場へ。広い駐車場から、三方五湖の一部?長閑でいい眺めです。
ここから本堂までまた坂道が続くのか、杖がおいてありました。杖を右手に左手にカメラを持って出発。
参道沿いの濃いピンクの桜がとってもきれい。ここは手足の病やケガにご利益があるという観音様がお祀りされています。弘法大師がここを訪れ、不動岩に一夜のうちに観音像を彫ったという逸話も残っているそうです。弘法大師の時代からということは大変歴史あるお寺なんですね。
本堂前庭手前に大きな石があり、その上に鶏の像が。妙法石という名前なんだそう。
とても堂々とした構えの建物でした。
私は観音堂の庶民信仰なところというか、ひとくさい雰囲気が結構好きです。観音様は人間の煩悩をちゃんと受け止めてくれるような優しさを感じます。
手足の不自由にご利益ありの観音様とのことで、お隣のお手足堂に無数の手型・足型がありました。本堂にもいくつかありました。ちょっとぎょっとしますが・・墨で文字が書かれていて、信仰してきた人々の想いが遠い遠い昔から残っているように思いました。
境内のお隣にこれまた美しい枝垂れ桜が満開で。
さて、本堂の横を更に進んだところに奥之院があります。細い道がつながってます。
山の全景図。これみると、私たちは山の入り口に立っているだけにすぎない感じ。
この日は主人と一緒でした。駐車場が上にあるということはクルマが通れるはずだから、行ってみようよ、といいます。
私はなんだかデジャヴー。(;・∀・)
いや、つい10日前、なんかすごい似た道を通ったよ。でもこの日は二人だし、まだ明るいし、途中まで行ってみようかと更に車を走らせました。
更に進んだ山の中は美しい風景が続いてます。
奥の院に向かう道は非常に細くてそこへの曲がり角も急でした。この辺に車を停めて歩いてみようかとも思ったのですが目の前の坂が急すぎて、この辺でも十分きれいだし、と歩くのも面倒になっていくのをやめました。
分かれ道を更に進むと山の上の展望台に続いてますが、私がまだ前回のトラウマから回復してないので、ここで引き返すことにしました。笑
新緑と桜の組み合わせ。
このあと、3年ぶりに近くの温泉に寄りました。今年はお花見に行けないかなと思っていたけれど、近場でいろいろ楽しんでます。葉桜になる前にもう数回、お花見にいけたらいいなあ。