敦賀市の氣比神宮に初詣に行ってきました。北陸道総鎮守 越前國一之宮の由緒ある神社です。鳥居は国の重文で日本三大鳥居のひとつ。あとの二つの鳥居とは奈良の春日大社と広島の厳島神社だそうです。道路からもとても目立つ鳥居で、この一の鳥居をみたら氣比神宮の半分くらいをみた、って思うくらい、重厚な立派なものです。

 

 

一の鳥居をくぐってすぐ脇にある猿田彦神社へ最初にお詣りしました。氣比神宮は数年前に鳥居の塗り直しをしてとてもきれいになりましたが、狛犬さんもお化粧直しされてくっきりした顔になってました。朱色って魔除けの色だそうですね。にっこり

 

 

社務所。

 

社務所の前にある長命水。ご神徳がありそうです。

 

 

拝殿がみえます。そういえばこの鳥居、日吉大社みたいなかたちをしてます。これも神仏習合時代の名残なのか。

 

 

拝殿の前でお詣りしたちょうどその時、祝詞が聞こえてきました。内部でご祈祷が執り行われていました。今回はタイミングがいいかも、と神職さんの朗々とした声にしばらく耳を傾けました。勝手にお裾分けをいただいた気分です。外からのぞく拝殿の内側は荘厳な雰囲気があって立派でした。

 

 

回廊の扉に菊のご神紋があるのは歴代の天皇がご祭神として祀られているからなのだそう。

 

 

境内のちょっと離れたところに小さいお宮さんが3つあります。そこにもお詣りしました。

 

 

 

最後にここ。いつも不思議な感覚を覚えるところ。

 

鳥居の向こうに建物はなく小さな島のような土が盛り上がった場所あります。

 

 

氣比大神降臨の地とされる聖地。ここから氣比神宮が始まったということですね。ネットで調べてみると、最澄や空海もこの土公前で大行を修したとか。ここの距離からでもなんとなく近寄り難い、不思議なオーラみたいなのを感じる場所です。

 

境内には芭蕉さんの銅像もあります。

 

中鳥居の前の松の横にはこんな説明板も。神社にお詣りする理由は、私の場合、スピリチュアル的ものと知的好奇心が半分づつあります。境内を歩いていると、こんな歴史があったんだ~とかいろんなことを知れてそれもとっても面白い。ウインク

 

 

この日も太陽の出ない曇り空でした。今年のお正月は7日間で地元の氏神さま、八幡神社、若狭彦神社、氣比神社と4つの神社にお詣りすることができました。ここまでは美容師さんのお友達と一緒でした。この後、美容師さんはお客さんの予約があるとのことでお店へ戻り私はひとりで近くのお茶屋さんへ行きました。続きます~。